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2002年06月27日(木)    「自分の"好き"を探す」という旅の途中

またしても、本を買ってしまいました。最近買ってばかりだなぁ。(笑)

廣瀬裕子さん「ハッピー ライフ カタログ」大和書房
廣瀬さんという方が愛用しているモノを紹介した本です。

先週から何ヶ所かの本屋の店頭で見かけ、その度に手に取って眺め、そして3度目
の今日、ついに買うことに決めました。(三度目の正直・・・?笑)
廣瀬裕子さんの本は初めて買ったのですが、どんな方なのかな?と思ってAmazonで
著書を調べてみたら、今までに表紙だけ見たことのある本がありました。
どちらかというと、セラピー系の本を多く出されている方のようです。

この本を買うことに決めたのは、冒頭の3ページに書かれた導入部分の言葉が、
今の私の心に響いたから。選んでいるモノの好みが自分と似ているから。
そして、紹介されているものの問合せ先一覧が巻末に載っていたからです。

ちょうど自分で布を買って、カーテンを作りたいと思っていました。
でもずっとコンセプトが定まらないまま、半年くらいが過ぎてしまっていて。
私のイメージに近いカーテンも載っていた、というのもポイントでした。

どんなカーテンにするのか?ということは、自分がどういうスタイルのインテリア
だったら居心地がいいのか?ということにも繋がっていきます。
色は?柄は?素材は?・・・一生懸命に考えないと、なかなか「これ!」という
イメージにたどり着けません。実際、私は半年近くかかりました。(笑)

どこかで妥協しないで自分の好きなものを探すという行為のは、自分探しに似て
いるような気がします。「流行だから」「評判だから」「誰々が使っているから」
というのではなくて、自分が好きか嫌いかで選ぶ。
「なぜ好きなのか?」その理由を「なぜ?なぜ?」と突き詰めていくと、それは
根っこの方で1つに繋がっていることもあるんだなぁ、と思ったり。

カーテンが決まったのは、自分の好きな部屋のイメージが分かった時でした。
そうしたら、それにそぐわない何となく可愛いかなと思っていたモノは欲しくなく
なってきて、何となく捨てられずにいた若かりし頃に買った雑貨も実にアッサリと
捨てることができたのです。

私は、まだまだ自分の"好き"を探すという旅の途中ですが、少しずつ自分が本当に
好きなものが分かってくると、なんだかとても嬉しいし、そしてスッキリします。
「あぁ、これだったんだ」と分かると、心が落ち着く気がするのです。

その人が好きなものは、その人自身を表しているヒントだったりするのですね。


〜自分がどんなものがすきか。なにを大切にしたいか。どう暮らしていきたいか。
    それがわかれば、すきなものもわかります。
    それがわかったら、その気持ちに合うものを、少しずつ選んでいく。
    そうすれば、暮らしのなかには、すきなものが多くなっていきます。
    もしかすると、すきなものが見つからないこともあるかもしれません。
    そんなときは、すきなものと出合えるまで待つ。
    ほかのものを工夫して使う。そういうことも必要です。

    暮らしの中で使うものは、自分の時間をいっしょにすごしていくものです。
    まいにち、気持ちをいっしょに感じていくものです。
    だから、大切にしたい。
    それは、自分の暮らしを、自分の時間を大切にすることと、
    とても近いように思います。〜

廣瀬裕子「ハッピー ライフ カタログ」大和書房より抜粋



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