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2002年05月01日(水)    安らぎの栃木路 〜癒された里帰り

今回帰省して強く感じたこと。それは、実家で使っている食材の質の良さです。

私の栃木の実家は、少し寂れた団地の中にありますが、団地から出て少し行くと
周りは田んぼだらけです。昔は、その田んぼでイナゴを取って、友達の家では
それを佃煮にしてました。(私はどうしても食べられなかったのですが。)

実家の母は、週に1回、生協の個人宅配を利用しています。
そして、野菜は車で1,2分のところにある農家の直売所か、団地内の農協で購入。
母が使っている食材は、約4年前に栃木に越した直後から、おそらくずっと同じ。
私はこれまでも口にしているはずなのに、ずっと気づかずにいました。

きっとこれまでの私は、食材に対する関心が薄かったのでしょう。
そして、自分で石鹸を作るようになったことで、食材の質を見ようとする意識が
働くようになった気がします。手作り石鹸の材料は、油にしろ、油以外のものに
しろ、通常の食材がその殆どを占めているのです。

今日は、父のお勧めの蕎麦を食べに、昼前に実家を出ることに。

実家を出る前に、昨日もいった農家の直売所で野菜や米を幾つか買って。
野菜はどれも土つきで、おばさんが新聞紙で包んでくれます。
「母はいつもここで買ったのを宅急便で送ってくるんだなぁ」と思って見てると、
それを知ってか知らずか、おばさんは野菜を包みながら私に話しかけます。
「お母さん、いつもここで野菜を買って送ってるみたいよ。ありがたいよねぇ。」
えぇ、本当に!

論文を書いて忙しかった時期には煩わしかった、野菜についた土が、最近はとても
いとおしく見えるから不思議です。スーパーや生協の店舗で買う野菜と違って、
ここの野菜はちゃんと野菜の匂いがします。人参なんて特に。それが嬉しい。

午後は、栃木市の西、出水山(いづるさん)にある いづるや という蕎麦屋へ。
雑誌にも紹介される栃木市出流の有名な蕎麦屋だそうで、連休の谷間の平日でも
駐車場はいっぱい。でも割とすぐに入れました。普段の休みの日は長蛇の列が
できるそうな。コシの強さと喉ごしの滑らさ、とても美味しかったです。
Kin-chanのお父さんは、大の蕎麦好きらしいので、お土産に蕎麦を買って。

近くの出流山満願寺にお参りした後は、お約束どおり?最寄りの温泉に。(笑)
最寄りと言っても、40kmほど山道を走りましたが。(^^;
でも、つい最近、山の中にできたという温泉は、新しくて泉質も気持ちよくて、
とても良かったです。目に青葉、耳にうぐいす、そして温泉。贅沢ですね。

最終日に婿どのと一緒に温泉に入れて、父は心なし嬉しそうでした。
一体、2人きりでどんな話をしていたのでしょう。

帰りは、栃木ICから湾岸・葛西回りで2時間半。行きは2時間を切ったけれど、
平日の夕方だったこともあり時間がかかりました。浦和や大宮ならすぐなのに。
まぁ、子猫の成長も気になることだし、またちょくちょく帰りたいものです。

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