Daily Journel@M403



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2002年04月29日(月)    小さな命

今年のGW前半は、久しぶりに夫婦揃って私の実家に帰省することに。

Kin-chanが私の実家に泊まるのは、これが初めて。彼も両親も、どっちも少しは
緊張したのでしょうか? 自分の実家なので、私には分かりませんが。(^_^;

うちの父は、飾り気がなく裏表もないのですが、歳をとってから、以前よりも
だいぶお喋りになった気がします。普段から私の話の聞き役であるKin-chanは、
実家でも父の話の聞き役のようです。(笑)
一方、うちの母は、どっちかというと内弁慶なのですが、Kin-chanのことは
初対面から大のお気に入り。彼女にしては珍しいことです。

さて、午後に実家に着いてから、暫くリビングで会話をしていたのですが、
4時過ぎに窓のところに三毛猫が来てニャーと鳴くではありませんか。
どうやら、「餌をくれ〜」と言っているようです。

栃木に越して、茂吉がいなくなってから、うちの両親はノラ猫に餌をやるように
なりました。本当は近所迷惑になるし、いけないことなのかもしれませんが、
こと田舎なのもあり、「そのうち猫屋敷にやるんじゃないの?」と言われつつも、
周囲は暖かく見守ってくれているようです。

猫が窓の近くに寄ってきて鳴いたのを見て、私は「あぁ、まだ餌をやってるんだ
なぁ。あれは、昔ここで生まれた子猫のうちの1匹かしらん。」と思いながら、
窓を開けて庭に出ました。猫は、そのままいつもの餌場に私を誘導します。

父が餌を持って続けて庭に出てくると、おもむろに一言。
「そうそう、この間、この猫が子猫を産んでさ、4匹も。(笑)」
!!! そんなこと、電話で一言も聞いてないぞーっ!!!

父の言うとおり、縁側の下のダンボール箱の中に、ネズミのように小さな子猫が
固まって丸くなっていました。真っ白が3匹、黒くてお腹と足が白いのが1匹。
やっと少しだけ毛が生えてきたくらいで、まだちゃんと目が開いてない感じ。

母猫がご飯にありついている間に、父が子猫の入ったダンボール箱を縁側から
外に出してくれました。普通は、こういうことをしたら母猫は怒るのでは?と
思ったのですが、予想に反して大丈夫でした。でも、遠巻きながら、しっかり
監視はしていましたが。(笑) この母猫、うちで子猫を生むのは2度目とのこと
なので、そのせいかもしれませんね。すっかり安心している様子です。

生まれて半月の小さな子猫たちは、モゴモゴゴソゴソと動きながら、箱の隅の
方にと潜りこもうとしています。いつもは縁側の下だから、まだちょっと光が
眩しかったのかも。

こんなに小さい猫は初めて見たし、母は「ネズミみたいで気持ち悪い」と言う
けれど、私にしてみると、あまりに可愛らしかったので、一眼レフカメラで
パシャパシャと写真を撮りまくり。本当は那須高原で風景写真でも撮ろうかと
思って持ってきたカメラ&フィルムなんですけどね。(^-^;

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