Daily Journel@M403



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2002年03月09日(土)    恩師の家に行く

今日は、午後から大学院で3年間お世話になった指導教官のご自宅に伺った。

自分のゼミに3年もいると、少しは気を許せるようになったのか、はたまた
出来の悪い子ほど可愛いものなのか。(笑)
論文指導の終盤で、「最後の最後になって時間がなくなったら、自宅まで持って
きてもいいですよ。遠いですがね。」という有り難いお言葉を頂戴した。

さすがに、論文の最終checkのために、上の娘さんが成人式を迎える連休にまで
押しかけることはしなかったけれど、あまり人を寄せ付けない雰囲気の先生が、
そこまで言ってくれたのが意外だったし、心を開いてくれたようで嬉しかった。

2月末、無事に口頭試問を終えた後、私ともう1人のゼミ生で先生の研究室に
伺った際、「もしよろしければ、卒業前に先生の家に伺いたい」と申し出た。
もう1人のゼミ生は、私と大学時代も同期で同じゼミだった、気心の知れた仲
である。「今を逃すと2度とチャンスはないよね!」ということで、思い切って
申し出てみたのだが、先生は結構嬉しそうに承諾してくださった。

午後3時、最寄り駅に着いたことを電話すると、先生自ら車を運転して迎えに
来て下さった。いつもスーツ姿しか見たことがない先生が、私服姿で車を運転
する姿は何とも言えず新鮮だ。これから塾に向うという下の娘さん(高校生)と
入れ替わりに車に乗り、先生のご自宅へ。

手土産には、散々悩んだ挙句、レピシエのお茶のセット(台湾の烏龍茶&サクラ
ヴェール、フレーバーティーのボンボン)とケーキを持参。昨夏までアメリカに
留学していた友達は、アメリカで買ってきたアイスワイン(カナダ産)を持参。
奥様は紅茶好きということで、レピシエのセットは喜んでいただけた様子。

いつもお電話で声しか聞いたことのない、明るくて社交的な奥様と一緒に4人で
楽しくあっという間の3時間を過ごした。ご自分がアメリカ留学された時の話や
娘さんの話など、奥様と一緒に話される先生の姿は、とっても普通でリラックス
していて、なんだかとっても親近感を感じた。

「またいつでも遊びにいらっしゃい」と言われ、再び駅まで送っていただく。
「先生の家に行けて良かったよね。なんだか嬉しいね。」なんて会話を交わし
ながら、友達とともに電車に乗る。たぶん、今日の先生の姿は、一生忘れない。

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