えびたま

2020年12月27日(日) なんだかもう休み気分だけど違う

昨日ミニ典はクリスマス会をやったけど
今日も踊りのお稽古。
昨日楽しかったのもあるのか、
急に「中学1年生をそつぎょうするまでやる」と
宣言した。
中1までは日本舞踊をやる、と言うことらし。

夕方、お芝居を観に10-BOXへ。
子育ていろいろプロジェクトの公演「晴れときどき嵐」
子育て中の芝居仲間がたくさん映像でインタビューに答えてた。
子育て中だったり、そうでなかったりする芝居仲間が
たくさん出演していた。
よくある子育ての風景をコラージュした作品。
なんで、母親ばっかり大変そなんだろ。
産むことで、身体もココロも、仕事や何やらの生活環境も
どうしても変わってしまう。
男性も変わる部分もあるけど、変わらずにいることもできる。
その男女の分断を生んでいるものはなんなのか。と
考えてしまった。

うちは基本的に、性別的な役割がない。
父だから、母だから、はない。
ざっくりと、わたしの仕事と大典の仕事があるだけだ。
ミニ典のことに関しては、
産むのとおっぱいあげる以外は、どちらもできるよにしよと。
結局授乳だって、ミルクならどちらもできるよに。

うちの場合はわたしの方が稼ぎが良いので
大典が時短で働いて、わたしは復帰からフルタイム。
幸い近所の保育園が見つかったので、復帰も早かった。
近くに両親がいなくても、預ける場所はどこかしらあり
育てられるもんだな、と思った。
保育園や児童館の先生たちには心から感謝している。

女性が時短をとることが多いのは、
男性の方が稼ぎが多い場合がほとんどだからで、
なぜ女性の賃金が低いのかと言うと、性別による賃金差別や
女性の雇用の非正規率が高いから。
男性も妻より稼ぎが多いとしても、労働での拘束時間が長く
家事や育児に参加する時間が短くなる。
女性が家事を担うのは、家事は女性がやるものという慣習と
男性が家事をやる前提で育てられてこないから。

小さな家庭内だけの話に限定するなら、
それは夫婦間の問題にされてしまうけど
これは社会の問題、ジェンダーの問題だと思う。

昔お世話になった劇団の先輩や、同年代の芝居仲間
仙台演劇界の重鎮も出演して
座組みは豪華だったし、ああ子育てしてる人が
仲間にいっぱいいるなと、嬉しかった反面、
なんとなく内容に物足りなさを覚えたのは
踏み込みが今ひとつだったからではないだろか。


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