えびたま

2020年08月16日(日) 小さい頃、クルマで迎えにいくとよく言(わされ)てた

じいちゃんのお墓参りのために福島へ。
行きは大典の運転で。
交通量が多くて怖かったから助かった。
左からの合流とか怖い。
国見のSAが工事中でびっくり。
トイレはもう完成していてすごくキレイだった。
フードコートやお土産やさんの建物を建ててる途中。

現地でお花とお供えと線香を購入。
じいちゃんがよく言ってた「佐藤家専用駐車場」に
クルマを停め、お墓参り。

水を汲みに本堂の近くまで行ったら
「先に御本尊を拝みましょう」と貼り紙があり
軽米でお参りする時は確かにそーしてたな、と思い出す。
でも安代では、墓所だけでお寺がないし
福島で盆参りする時も、本堂に行った試しがなかった。
あれは…、
ばあちゃん脚が悪いから省略してたのか。
今更気づいたが、ミニ典大典はもう墓所に登って行ってるし
本堂とはちょっと距離があったので
ごめんなさい…と念じつつ、そのまま墓所に戻った。

じいちゃんとはお茶のみの記憶が色濃いけれど
晩酌で熱燗をコップ1杯だけ飲むのが日課だったのも覚えている。
ので、お供えは日本酒のワンカップ。
仏さまは香りを食べると聞いたことがある。
蓋を開けてお供え。
一緒に購入したミカンも。
仏果を残してはいけないので、下げたけど
ミニ典が「わきちじいちゃんからもらったと思って食べる」と
ニコニコ持って帰った。

軽米でお線香を上げても、
自分ちでじいちゃんの写真を見ても
あまりそこにいる感じはしないんだけど
福島では、いる感じがした。
じいちゃんの記憶と福島の土地が強く結びついているのだ。

じいちゃんばあちゃんの家だったところも
前を通ってチラ見してきた。
今住んでいるのは若い大工さん家族と聞いている。
直しながら住むというので、家の形が変わってるかとも思ったが
割と昔のままなのでホッとした。
すだれが下がっていたり、洗濯物が干してあったり
なんだかまだじいちゃんがたちが暮らしているよな気がする。
もう中には入れないのは寂しくて仕方ない。

かき氷が食べたいという大典のリクエストで
スマホで検索し、隣町の霊山にあるかき氷屋さんへ。
果物農家が兼業でやっているカフェのよなところだった。
マンゴーとイチゴとモモのかき氷をそれぞれ食べる。
更に高速道路に乗る前に国見の道の駅にも寄った。
宿泊施設もある道の駅らし。今度は泊まりもいいねと思う。

小さい頃、よく「大きくなったら
クルマの免許を取って迎えに行くからねー」と言うと
じいちゃんらが喜んだ。
「迎えに行く」と言う表現は、わたし発信ではなくままんちだ。
ままんちは文字通り、年老いたじいちゃんばあちゃんを
岩手に迎えた。
わたしは最近までペーパードライバーだったので
全く約束は果たせなかったわけだけど、
運転して(帰りだけだけど)クルマでお墓参りに行きました。


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