えびたま

2020年03月08日(日) お師匠さまの決断

踊りのお稽古に行くと、お師匠さまが
まずお茶を出してくださり、
4月の発表会が延期になったことを告げられた。

やっぱそうかー。
特に行政とか組織とか絡まない個人の踊りの教室だから
半分くらいやるかなーとは思っていた。
しかし、お師匠さまの決断は早かった。
先々週、偉い先生のお稽古があったすぐ後に決めたらし。
まだアベも一斉休校の要請を出すまえだ。
あっという間にホールと連絡を取り、空き状況を確認し
更に、別なホールの空き状況も。
この時点で、会場のホールはキャンセルは1件も出てなかったそな。
「わたしがキャンセル第一号なの」と。

何より、観客が来ないと思ったお師匠さま。
スカスカの客席で弟子たちを踊らせることを考えたら
気が狂いそだったという。
他のお弟子さんが指摘して気づいたけど
ちょっと痩せていたお師匠さま。5kg減ったのだとか。

幸い、会場のキャンセル料はかからず、来年の3月に延期するので
新規の申し込み料だけで済んだそな。
その他の、衣裳さんとか、かつら師さんとか、舞台さんには
キャンセル料が発生したよだけど。

残念だけど、今の状況でやるのはやはり得策ではないだろう。
きちんとした疫学調査もされてない今の日本では
何が安全かわからない。
あれもこれもあのアホの大将らのせいだ。
お師匠さまは、夏くらいまで、経済は落ちるだろとも予想してた。
正しと思う。オリンピックの後も落ちると思うけど。
お師匠さまを改めて尊敬する。
決断と行動の速さ。お弟子さんたちとの信頼関係、説得力。

願わくば、来年の発表会までミニ典が踊りを続けていますよに。


 < 過去  INDEX  未来 >


くにひた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加