えびたま

2020年01月26日(日) 「i 新聞記者ドキュメンタリー」観た!!

午後、美容院で支払いをしよとした時、
期限が切れそなポイントがあったので、料金の一部を
PayPayで払おとしたが、ネット予約なので…という理由で、
現金との併用ができなかった。
全額払えるほど残額なかったので諦めて現金払い。

フォーラム仙台の支払いがPayPay可能というのを
お金を払ってから気づいたけど、1回払い戻して使わせてもらえた。
お手数おかけしました。

PayPay、使い始めてから1回しかチャージしていない。
しなくても、他の買い物でもらえるポイントが残高になり
毎月それなりに貯まるのだ。
今日は映画1本と、そのパンフの購入までいけた。
まだ残高もある。いいんだろか…。とヘンな罪悪感を感じる。

さておき
「i 新聞記者ドキュメンタリー」観た!!
東京新聞の社会部記者の望月衣塑子さんの密着。
森達也監督が、一緒に道に迷い、一緒に走り、
理不尽に警官に足止めされ、日本中駆け回り
官房長官会見に参加したいのにできず右往左往するのも
監督自身のドキュメンタリーになっていて面白かった。

あの「警官による無意味な足止め」、ものすご気持ち悪かった。
国会前の道を、不意に足止めされるのだ。
「車が通りますから」とか言って。
でも他の人はばんばん歩いている。
望月さんと森監督だけ、無意味に止められる。
理由を訊いても「すみません」、
令状でも出てるのか訊いても「すみません」
誰の指示でやってるのか訊いても「すみません」
でもその横を、普通の人たちがばんばん通り過ぎる。
観てて全く無意味に止められてるよにしか見えないのだけど
とにかく通してくれない。
強行突破しよとすると、3人くらいで囲まれ壁を作られる。
どこの独裁国家だ!?

外国の記者と対談するシーンで、
望月記者が「アナタは東京新聞の人?それともジャーナリスト?
立場を聞きたい」と言われる。
欧米では記者のギルドがあり、
ジャーナリストとしてのIDはそこから発行されるので
所属がどこであろと、ジャーナリストは個の立場なのだ。
なるほどそれで、1社だけパスを取り上げられた記者のために
他の社の記者たちも声を上げるわけだ。
日本は、ジャーナリストである前に会社員なのだ。
もちろんそうでないジャーナリストもいると思うけど。

そして望月さんは、ジャーナリストがすべき行動を
これまで当たり前にして来た行動をやっているだけで
決して特殊なジャーナリストではないと思える。
途中、監督もなんで望月さんを取材してるのか分からなくなる、とも
いうシーンがある。
望月さんが異質に見える今の状況がおかしいのだ。

そしてこの映画、「新聞記者」と「宮本から君へ」と
同じプロデューサーの作品なのね。
パンフに書いてあったのだけど、
例の、「宮本から君へ」への助成金不交付について衝撃の事実が。
不交付の通達があったのが7月だけど
その根拠とされた「公益性の観点から適当かどうか」の一文が
助成金交付要綱に付け加えられたのは9月だったのだそな。
げー。
腐ってる。まじで腐ってるこの国の政府。


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