2019年04月24日(水) |
モーニングショーは遠い |
シネマ歌舞伎「贋作・桜の森の満開の下」を観に行く!! 多分チャンスは今日しかない。 9:55開始に間に合うよに家は出たのだけど 映画館の入っている建物と隣り合う建物からの連絡口が 10:00にしか開かないことがわかり、慌てて 外からの入り口に回ったら、正面玄関も10時開店 裏口へ回れとよ。
ギリギリで着席して、仙台演劇界のレジェンド なかじょうのぶさん出演のCMを観て、本編が始まる。
歌舞伎座の広々した舞台に桜がいっぱいに散っていて 鬼女達が蠢く中に、勘九郎演じる耳男が駆け込んでくる。 高校生の頃夢中になった「夢の遊民社」の桜の森の記憶が 鮮やかに蘇って、なんだか最初から泣けてしまう。 やっぱりいいなあこの世界観。 七之助の夜長姫の妖艶さ残酷さにも、全く目が離せない。
満開の桜の森でのラストシーンは結構 周りが引くんじゃないかというくらい泣いてしまった。
勘三郎さんが野田さんの舞台をやると 舞台上に野田さんがいなくても 勘三郎さんに乗り移ったよに感じることが多くあったけど この舞台には、勘三郎さんもいるんだと思った。
歌舞伎化する第1候補の作品だったとパンフにあった。 勘三郎さんが耳男だったら夜長姫は…とか夢想している。
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