えびたま

2019年01月13日(日) ミニ典はやはり夜泣きした

午前中に出発して、踊りのお稽古へ。
姪っ子も連れてって、お稽古に参加させてもらった。
わたしのとミニ典のと、両方やったので
ちょっと疲れたんじゃないだろか。

お家帰ってお昼食べてすぐ、映画を観るために
メディアテークに出発。
「沖縄スパイ戦史」を観る。
映画館でやってた時は見損ねてたが、
市民団体が主催する上映会を、先日偶然見つけたのだ。
これも姪っ子を連れての鑑賞。
会場スタッフさんも、観客も、60代〜の年齢層だった。
「中学生です」と姪っ子のチケットを買おうとすると、無料とな。
若い子に見てもらえるのが嬉しいと喜んでくださった。
他にも一人中学生が観に来てたよだ。

「沖縄スパイ戦史」
資料がほとんど残っておらず、あまり知られていない
沖縄北部のゲリラ戦。
地元の少年たちで組織されたゲリラ隊が、山林に入って
上陸してきた米軍と戦った。
今の高校生くらいの年齢。
生き残っても、心に傷を負い、その後の人生どうしてくれるんだろう。
日本軍が住民にスパイ容疑をかけての虐殺も行われていた。
お互い監視させ、スパイリストを作り、上から順に殺していくのだ。
18歳の少女にも容疑がかけられ、危うく殺されるところだったと
生き抜いた今、証言しているおばあ。
近くの島に駐留している日本軍の食料の補給のために
家畜を屠殺され、強制移住させられ、その先でマラリアに罹り
島民の1/3が亡くなった波照間島の人々。
これらすべてが一つに繋がる。
日本軍のマニュアルに従ってのことだったのだ。
住民を管理し、協力させ、作戦に都合よく使う。
そして、そのマニュアルは今の自衛隊にも受け継がれている。
上陸されて市街戦になったら、自衛隊は国民を守らないのだ。
沖縄戦の悲劇が、過去のことではなく、
これからも起こりうることだと知った。
日本は沖縄戦を総括も反省していない。

一緒に観た姪っ子はどう思っただろ。
いもと夫婦の教育の賜物か、選挙や今の政権についてなど
話してみると、割とまともな考えをしてることがわかったので
この映画にも誘ったのだけど。
確かに、若い人がもっと観ればいいのにという映画だった。

その後駆け足で、知人の個展へ。
以前、夏の学校で知り合った方。イラストレーターで
子供が生まれたあたりに、ご自身が作画された絵本を贈ってくださった。
可愛い立体と、繊細な描線のパネルの展示だった。
久しぶりにお話できて嬉しかった。

あっという間に1日が過ぎた。
お風呂はいって寝るのだ。


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