2018年12月15日(土) |
じいじは意外と素直に従ったらし |
ままんちから電話があり ハガキを受け取ってすぐ、ぱぱんちは 病院でインフルエンザの予防接種を受け、 血圧の薬ももらってきたという。 マゴの諫言は偉大だ。
夜、屋根裏ハイツの公演を観に10-BOXへ。 「ここは出口ではない」 同棲している二人の家に ふらりと2ヶ月前に死んだ友人がやってくる。 手にスマホを持ち、するっと部屋に入ってくるが 二人の会話の途中、その人の思い出話が出ているところなので 回想シーンが始まったのかと錯覚するが そのままその場に定着してしまうのだ。 その後さらにもう一人、外部から人がやってきて 会話が展開していく。
会話がとにかくナチュラルで、どやってセリフを 書いているんだろ。 部屋を覗き見ている感じで、ついうっかり会話に入りたい 欲求にかられる。 その中で、細かい感情のすれ違いや共感が 繊細に伝わってくる。 生と死が混在している割には、 あまり死のかおりがしすぎないさじ加減。 でも、生きている方も記憶が定着しなかったり 妙な不安感はそこはかとなく漂っている。 大停電や鉄道マヒの中、その部屋だけが人がいて 電気がついていてという、どこか時間が止まったよな そこだけ異空間のよな舞台設定もいい。
触れそでいて、しかしこの設定が結界であることで この覗き見を観劇として成立させている。 ああ、なんかずっと観てられるな、と思った。 面白かった。
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