えびたま

2018年11月18日(日) ミニ典、恐ろしい子…!

昨日から泊まりに来ていた盛岡の友人家族と
仙台文学館の「ガラスの仮面展」へ。
美内すずえ先生の原画展。

顔出し看板に顔を突っ込んで写真を撮りまくるわたしたち。
演出やってるので、わたしは
やっぱり月影先生のパネルに嵌めるよね。
他のもやったけど。

子供の頃から読んで、少なからず
今お芝居をやっていることに影響を与えている作品だし
どのページもすぐ何のシーンかわかる。
あー、この扉絵好きだった、とか
このページ、カラーだったのか…!!とか
眼の中の星をホワイトで描いているのを生原稿ならわかるんだ、とか
小学生くらいの自分に戻った気分だ。読み返したくなるね。

客層を見渡してみて、ちょっと下の30代くらいから
60代くらいが多いよに見えた。
やっぱ10代、20代はあまりいないよね。
一緒に見た友人と話したけど、今の若い子たちは
何を見て演劇を志すのだろ。
人それぞれ理由はあると思うけど
わたしの頃は、遊民社とか、ナイロンとか
憧れるカリスマ的な対象があった。(ナイロンは今もあるけど)
そして、直接演劇に触れられるわけじゃないけど
興味を持つ入り口に「ガラスの仮面」があったと思う。
アレに変わる漫画や作品があるとは思えない。
若い子たちは、わたしの知らない周辺文化、動機で
演劇を始めているのかもしれない。
若い子たちのことを、もっと知りたいと言っていた
照明家の友人。
ガラスの仮面展は楽しかったけど、
そんなことを考えた。

顔出し看板は、家族全員で挑戦。
ミニ典の破壊力には、誰も敵わない。
恐ろしい子…。


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