えびたま

2018年11月04日(日) 「教誨師」と「華氏119」を観る日曜夜

そろそろ白髪がかなり目立ってきたので
昼頃に思い立ち、ヘナ染め開始。
その間、ミニ典の小さくなった服をあげよと連絡を
取っていた芝居仲間が、今日はどう?ということで
急遽うちに来てもらうことに。
昨日今日と、ミニ典の古い服や下着が一気に片付いた。
もし万が一二人目ができたときの服が
何もなくなっちゃったのだけど
そうなったらそうなったで、また誰かから貰えばいい!!
親戚にも友達にも赤ちゃん子供がいっぱいだ!!

夕方家を出て、仙台フォーラムへ。
「教誨師」
大杉漣さんの初プロデュースで出演もされてて
「柿喰う客」の玉置玲央くんが出演していて
もうダメかと何度も思ったが、上演延長で今日やっと観られた。
各々の死刑囚が、どんな罪を犯したのか、わかる人もいれば
わからない人もいるのだけど
教誨師の視点から描かれる彼らはどの人も嫌いになれない。
静かで激しいいい映画だった。

予告で見たドキュメンタリーにも
大杉漣さんはナレーションで出演されていて
公開は来年1月。
亡くなって、一年経っても出演作品が封切られるってすごい。

「華氏119」は
ドキュメンタリーだけれど
監督の、人類に対する警告。
世界的な民主主義の危機。
日本では報道されない、アメリカの大事件がこんなにあったなんて。
銃規制を求める高校生たちの報道はまだ少しはあったけれど
汚染水のことや軍の市街地演習、
バーニー・サンダース候補を下ろしたのが、民主党そのもので
あったことなど、どれも知らないことばかりだった。
トランプをヒトラーになぞらえての警告は
同じことが日本、安倍にも言える。
怖すぎる。怖くて、何をすればいいのかわからない。
行動するしかない、とマイケル・ムーアは言っていた。

仲代達矢主演の映画の予告編に
その若い頃の役で山本太郎が出演していた。
行動している人だ。
この映画は2013年に公開されたものだけど
ちょっと胸が熱くなった。


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