2005年04月19日(火) |
「真夜中の弥次さん喜多さん」を観る!! |
さてどうなんでしょう。
ものすごく楽しみにしていた。 予告を観ただけで顔がニコニコしてしまうくらい。 その期待たるや、白石パンの伝説のパン「ビッグメロン」より はるかにでかいものだったの。
確かに面白かった。 げらげら笑った。 七之助のかわいらしさや女形独特の妖艶な色っぽさ 長瀬の純朴だけどバカだけど美しい直球勝負弥次さんっぷり どちらも良かった。 この二人にだけ焦点が搾れてれば良かったんじゃないのか?
何かクドカン独特のゆるさがこの映画に禍いしてた気がする。 もしこれ他の人が監督してたら ここもうちょっとシビアにしてたんじゃないかなとか ここまでやり過ぎなかったんじゃないかなというのが 割とたくさんあり。 原作を知ってるだけに あのディープな感じが足りない気がして 面白いし、笑ってるのに寂しくなってしまった。
面白いのよ!!面白いんだけど!! 「真夜中の弥次喜多」の味には なんだか妙においしいんだけどグロテスクでどろっとした毒のような ものがあって わたしはそこが大好きなので それが薄い気がするので物足りないのよ!! 何か妙にポップなのよこの映画。 それがいいんだか悪いんだかよお!!
前の日はほぼ徹夜で、一日がっつりお仕事をした後 一度おうちでお風呂に入り 更にその後自転車で30分ほど走って 仙台フォーラムへレイトショーを観に。 こういう自分の体調も禍いしてたかもしれないけど。 いや、きっとどういうコンディションで観ても同じ気がする。 ネタは好きだし、キャストも楽しいんだけどなあ…
うう… 早く誰か観て!! 上の感想を完膚なきまでに打ち砕いてもいいから!!
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