2004年03月10日(水) |
冥途はどこにいってしまったの |
百鬼園先生の特集雑誌を読んでいたら 大昔に買った「冥途・旅順入城式」を 無性に読みたくなったのだけど、無い。
こんな狭い部屋のどこにしまったんだか。 それとも実家に送っちゃったか。 確か、短編集で、 そのうち漱石の「夢十夜」の影響で書いたやつだけ読んで あとほっぽらかしてしまったはず。 読みたいいいい。 そもそも書評とか読むとすぐ読みたくなっちゃう質なんだもの!!
今著作権がどうにかなったんだか あちこちの文庫で百鬼園先生の本が出まくってて とにかく目について気になるのだけど どれも高けえ!!文庫のくせに千円以上なんてふざけんな。 しかたないので、 手持ちの昔買った福武文庫(昔はここでしか出してなかった)のを 発掘して読みます。 あれ、でも「冥途・旅順入城式」は岩波文庫だった?
百鬼園は「ひゃっけん」とよみ、 ほんとは違う字を書く内田ひゃっけん先生のこと。 「けん」の字が出ない。門の中に月を書く字です。
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