えびたま

2004年02月27日(金) 「1980」を観る

レイトショーで。
寂しかったので御大を誘ってみたけどダメで結局一人観。

「1980」
大好きなケラの初監督作品だし
ものすごくたくさん興味ある人々が出るし
面白くないはずがない!!と絶対の確信があったのですが。

面白くなくはなかったけど
何だか届かなかった感じ。

1980年の年末が舞台。
夫と喧嘩して家を出て来た長女
元B級アイドルで、突然の失踪から突然戻って来た次女
部活で映画製作に参加しているが
他の部員の熱意に今いちついて行けない三女。
それぞれの恋人やパートナーに悩み狂い歌い笑う三姉妹とその周りの話。

たしかに豪華なキャストというかエキストラというか
カメオ出演の人々が多すぎて
そのため小ネタは確かに面白いのだけど
全体にベターっと広がりすぎちゃってぼやけて見えてしまった。
いいな、と思うシーンもあったのだけど
そこに行くまでの積み上げがうまくいってなかったのか
ぐっとくるまでいかなかった。
ああ、ざんねん。

今度、元になったという舞台のビデオを観てみるつもり。

関係ないけど
麻原の判決報道を、患者さんの途切れた徒然にみていたら
新之助の新・お茶CMを目撃。

誰もが予想していたし、わたしも当然死刑だと思っていた。
当たり前のことに興味はない。
でも、全国民が当然と思っているような状態は
何だか気持ちが悪い。


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