レイトショーで。 寂しかったので御大を誘ってみたけどダメで結局一人観。
「1980」 大好きなケラの初監督作品だし ものすごくたくさん興味ある人々が出るし 面白くないはずがない!!と絶対の確信があったのですが。
面白くなくはなかったけど 何だか届かなかった感じ。
1980年の年末が舞台。 夫と喧嘩して家を出て来た長女 元B級アイドルで、突然の失踪から突然戻って来た次女 部活で映画製作に参加しているが 他の部員の熱意に今いちついて行けない三女。 それぞれの恋人やパートナーに悩み狂い歌い笑う三姉妹とその周りの話。
たしかに豪華なキャストというかエキストラというか カメオ出演の人々が多すぎて そのため小ネタは確かに面白いのだけど 全体にベターっと広がりすぎちゃってぼやけて見えてしまった。 いいな、と思うシーンもあったのだけど そこに行くまでの積み上げがうまくいってなかったのか ぐっとくるまでいかなかった。 ああ、ざんねん。
今度、元になったという舞台のビデオを観てみるつもり。
関係ないけど 麻原の判決報道を、患者さんの途切れた徒然にみていたら 新之助の新・お茶CMを目撃。
誰もが予想していたし、わたしも当然死刑だと思っていた。 当たり前のことに興味はない。 でも、全国民が当然と思っているような状態は 何だか気持ちが悪い。
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