MAXIMUM ★ OVERDRIVE
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2003年11月06日(木) ■ |
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第220話「Dear My Friend」 |
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つい先日、俺の友達が彼女と別れた。
泣きながら電話して来た彼は、俺にこう言った。
「俺は、彼女と居る為に生きて来たと思ってる。」
「彼女のHEROになれなかったよ。」
彼の言葉は、重く、そして深く俺の胸を打った。
その時、俺は彼に何も言うことが出来なかった。
彼の力になってあげたい。
でも、俺は彼に何も言うことが出来ない。
「話を聞いてくれるだけで、充分俺の助けになってるよ。」
そう言った彼に対して俺は
「元気出せよ。」
と言ってやることしか出来ない…。
俺は、本当に君の助けになってますか?
俺は、本当に君の力になれてますか?
誰よりも傷つきやすく優しい君は、自分が一番ツライはずなのに俺に対して気を使ってくれる。
そんな君の姿を見るのがとてもツライ。
もう君とは6年近くの付き合いになる。
いつも二人で馬鹿なことをやって大笑いしたり、くだらないことをやって大笑いしてた。
今、打ちひしがれている君に笑顔が戻る日を心から願ってる。
だから俺は、
「元気出せよ。」
って言葉を、あえて君に言うよ。
君は
「今は無理だ。」
って苦笑いしてたけど、でも俺は言うよ。
もしかしたら、君にとっては一番ツライ言葉かも知れない。
でも俺は言うよ。
「元気出せよ。」
と…。
俺に言える言葉は、これしかないから…。
多分これが、俺に出来る最大限のことだと思うから…。
だから、一人で苦しまないで。
まとまってない文章だけど、これが今の俺の思いです。
だから、
「元気を出して。」
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