MAXIMUM ★ OVERDRIVE
FAKE
MAIL
|
|
2003年08月27日(水) ■ |
|
第174話「TRY AGAIN!<後編>」 |
|
☆前編はこちらから☆
車内で流れる801MDの衝撃は、我々を笑いの渦に巻き込んでいた・・・。
『TRY AGAIN!<後編>』
−1−
男達の交わり合いの声が流れていた。
男A(攻めの方)、CVは『緑川光』(スラムダンクの流川の声の人)。
男B(受けの方)、CVは『保志総一郎』(ガンダムSEEDのキラの人)。
後にBUMPが一言こう言った。
「緑川の口はそんなにいいのか!?」
と(笑)
−2−
さて車は、某神社に向けて走り続けていた。
前に走った道を思い出しつつ、着々と近付いて行く。
道路標識に、その神社の名前が記されていた。
「もうすぐだ・・・。」
と期待も高まる。
そして・・・
道が工事で閉鎖されてました(泣)
「・・・どうする?」
誰ともなく、そう呟いた。
「このままやと、鞍馬寺の方に行くことになるで・・・。」
鞍馬寺の方に行く・・・つまり前と同じコースを辿ることになる(爆)
一旦、休憩することにして、このあとのことを考える。
結果、前に行けなかった山の奥へと進むこととなった。
−3−
その山の奥は、車が一台通るのがやっとの細い道。
BUMPも神経をそうとう使ったであろう。
どれくらい走ったであろうか?
まったく変わり映えしない山の景色が続いていた。
走り続ける内に、新たな道路標識が出て来た。
どうやら、その山道は国道だったらしい(笑)
その道路標識には、某神社への道が示されていた。
「この道から行けるんや!」
有無を言わさず、その道を進む。
どれぐらい走ったであろうか?
「ええ!?ココもかよ!!?」
あまりにも計算外の事態に、驚きを隠せない俺達。
どうやら、某神社への道全域が、工事により封鎖されているらしかった。
仕方なく引き返すBUMP。
しばらく走っていると、リリーが車酔いしてしまった。
だから、車を脇道へと止めて休憩をした。
外の空気を吸う。
ぬるい空気が肺に染み渡って来た。
空を見上げると、曇り空が広がっていた。
「雨が来そうだな。」
そんな不安が的中した。
遠くの空に雷が光っている。
「雨が降る前に、山下りたいな。」
休憩もそこそこに、車を発進させた。
−4−
山の中の道(国道)を走り続けていると、道の横のふとした『もの』が目に入った。
俺は、初め『それ』が置物に見えていた。
・・・しかし、違った・・・。
なんと『それ』は
鹿
だったのだ!(笑)
つぶらな瞳で、走り去る俺達の車を見届ける鹿。
本場(?)の奈良では、一匹しか見つけられなかった鹿。
その鹿が、俺達の車の目の前に居たのだ!!(笑)
車内の下がりつつあったテンションが、また一気に上がり始めたのは言うまでもない(笑)
なんと、面白いことに、山を走っている間、3匹の鹿と遭遇することが出来た。
大自然の起こした奇跡に、ただ俺達は感動するばかりであった・・・(笑)
−5−
山を降りたと同時ぐらいに雨が降り始めた。
俺達は運が良かったのかも知れない。
何故なら
フロントガラスに打ち付ける雨で
前が見えないぐらいの豪雨
に見舞われたのだから・・・(笑)
正直、死ぬかと思った・・・(汗)
雨のせいで、行き場を無くした俺達は、いつもどおりGOの家に向かうことになった。
ドライブを終えた俺達に残された物は、疲労と、某神社に行けなかった悔しさだった(笑)
結局、某神社へリトライすることが出来なかった・・・。
BUMPよ・・・・今度こそは行こうな・・・(笑)
『TRY AGAIN!』
−完−
<後日談>
今日、バイトに行って、リリーに会った。
仕事中に話掛けて来たリリーからの一言は、俺に恐怖を覚えさせた・・・。
「ドライブに行った後から、
肩が痛いねんけど・・・」
・・・今度、御祓い行こうな!リリー!!(笑)
それって多分、
何かが憑いてるからだよ…(爆)
関係ないけど、ハンドルネーム占いってのをやって見た。
結果、俺のハンドルネーム『FAKE』に付け足して、運勢が上がるハンドルネームは、
ボンゴレーノFAKE
だって(大笑)
・・・・・・・・ハンドルネーム変えようかな・・・(爆)
|
|