MAXIMUM ★ OVERDRIVE
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2003年07月15日(火) ■ |
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第136話「『生きている』と言う大事な時間」 |
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某巨大掲示板の、『死んでしまった人との最後のコミュニケーション』と言うスレを見た。
ついこの間まで、普通に会話していたり、遊んでいた人が突然帰らぬ人になってしまう。
俺には、そんな経験は無いが、そのスレを読んで
「いずれ人には必ず死が訪れる。」
と言うことを再認識させられた。
今まで俺が生きてきた中で、関わって来た色々な人。
今、俺の周りには失いたくない大切な人達がたくさんいる。
そんな大切な人達を失ってしまった時、俺はどうすればいいのか?
・・・あまり考えたくない。
俺にもいつか死が訪れる日が来るだろう。
俺はそんな時も笑っていたい。
後悔の無いように、笑っていたい。
俺の生きてきた人生は、間違ってなかったと思いたい。
だから、この生ある時を一生懸命生きて行きたいと思った。
そのスレッドの中で、ある人がこんなことを言っていた。
「人はいつ死ぬか分からないからこそ、頑張って生きようとする。
でも、いつかは死ぬことを分かっているからこそ、一瞬を大切にできるんだ。
頑張って生きろ、泣いてばかりいるな、辛い経験は人生の糧になるんだ。」
その人の言葉を読んで、俺は涙が出そうになった。
・・・俺は一瞬を大切に出来ているだろうか?
大切に出来ていると思いたい。
笑い合って、バカなことをやって楽しんでいる仲間達を大切にしたい。
何を言いたいのか、自分でもよくわからない
なんとなく、そんな感傷的な気持ちになりました。
「人間なんて地球の塵。
一生なんて儚い…。
だけどみんな、必死で生きてる。」
By.『スカイハイ』第2巻 著:高橋ツトム 集英社
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<ついでに俺が、一番泣きそうになった話↓>
機械音痴の母がデジカメを買った。
どうやら嬉しいらしく、はしゃぎながらいろいろと写してた。
何日かしてメモリがいっぱいで写せないらしく
「どうすればいいの?」って聞いてきたが
「忙しいから説明書読め!」とつい怒鳴ってしまった。
さらに「つまらないものばかり写してるからだろ!」とも言ってしまった。
そしたら「・・・ごめんね」と一言。
そんな母が先日亡くなった。
遺品整理してたらデジカメが出てきて、何撮ってたのかなあと中身を見たら
俺の寝顔が写ってた・・・涙が止まらなかった。
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