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2003年05月22日(木)
第85話「Laugh・Makers / PHASE.15 『BELOVED #8』」

今日は丸一日暇だった・・・。


誰か、俺を引きこもり生活から解放してくれ!!!!!(号泣)


・・・はい、どうもFAKEで〜す・・・(←テンション低め)


金が無けりゃ、外にも遊びに行けねぇじゃねぇか!!!


・・・今月の前半に遊び過ぎた・・・(TOT)(←自業自得)


とりあえず、ミニモニの数え歌は無しの方向で!(笑)


では、早速行くぞ!




PHASE.15 『BELOVED #8 Departure』


9月の半ばに差し掛かった頃のことだ。


いつものように、カナと遊んでいた。


カナの家で話をし、夜が更け俺は家に帰ることになった。


カナの車で、俺の家に向かう。


なんとなく車の中の雰囲気がおかしかったように思う。


家の前に着いた。




FAKE:「んじゃあ、またね♪」


カナ:「うん。」


FAKE:「あれ?冷たくない??」


カナ:「そんなことないよ・・・。」


FAKE:「・・・」




俺は黙って、カナの唇に俺の唇を近づけた。




カナ:「・・・今日は、いいわ・・・。」




そう言って彼女は、俺から顔を背けた。


走り去る車を黙って見送りながら、俺の胸中にモヤモヤが広がって行くのを感じた。



数分後、カナから電話がかかって来た。




FAKE:「もしもし?」


カナ:「今、大丈夫?」


FAKE:「大丈夫やで。どうしたん?」


カナ:「・・・・」




一瞬の沈黙。


カナの口から、俺の胸のモヤモヤが形を成して確実なものとなる言葉を告げられた。






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FAKE:「!?・・・・。」


言葉も出なかった。


覚悟は出来ていた。


なんとなくそんな感じがしていたから。


普段二人で居ても、カナからはあまり笑顔が見れなかった。


その日だってそうだった。


彼女を楽しませようと無理をして、滑稽な自分を演じていた。


それが彼女は嫌だと言った。


彼女には全てバレていたんだ。




カナ:「FAKE君は、私のこと好きって言ってたのに、なんで電話とかしてくれへんの!?」


FAKE:「それは・・・」




彼女の問いかけに、答えることが出来なかった。


俺はただ黙って彼女の言葉を聞いてるだけ。




カナ:「・・・だから、しばらく私に時間ちょうだい・・・。」


FAKE:「・・・」




自分の気持ちを伝えようと、必死に俺が言った言葉は






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カナは、しばらく黙り、そして




「じゃあ、またね・・・」




と一言だけ言うと電話を切った。


俺は電話を握り締めたまま、ただ窓から見える外の星空を眺めていた・・・。






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