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夜になると 妙に生温かい空気がだるさを呼ぶ
それと一緒に 大勢の淋しさがやって来る
紙の上では パソコンの上では 空間を扱えるのに
胸のど真ん中 この空白の埋め方が分からない
白背景を好んで使って シンプルが好きだと言って
空っぽな心だって 白いかと思いきや 少し灰色がかって
何もかも 見え過ぎたせいだろうか
色んな色を 細かく識別できるようになって
言葉を 覚え過ぎたせいだろうか
その真意ばかりを考えるようになってしまった
ここはいい
梅雨明け間近の 朝方の 涼しい風が部屋に入る
この匂いは切ないけれど 不思議と悲しくはないから
ずっと この風に吹かれて 眠っていたい
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