映画『私の頭の中の消しゴム』,『OASIS』 |
そんなのばっかり!の難病ラブストーリーで泣かせる映画など見たくないが、かなりいいと聞いて『私の頭の中の消しゴム』を見る。 うまい。男も女も美しい。
韓国のドラマや映画では病気が「なんだかよくわからない症状」で、なんでだかわからないけど治ったり悪くなったりする。 日本の安易な作りのドラマでもよくあるが。 でも、この映画は若年性アルツハイマーをちゃんと描いているのではないかと思った。
先日テレビ朝日『徹子の部屋』に都はるみが出て、痴呆の母親の話をしていた。 都はるみ母はステージママで他の娘に比べて都はるみといた時間が圧倒的に長い。 だけど妹たちのことはわかるが、都はるみのことはわからない。 「あんたの娘やで」「そうか」と言うが、都はるみが席を外すと「今の人は誰?」 でも自分が「歌手都はるみの母」であるという記憶はある。 黒柳徹子が「一番親しい人の記憶からなくなっていくんですってね」と言っていた。
私は長生きをしたら必ずアルツハイマーになるであろう。若年性の可能性もある。 でもそんなに悲しいかなあ? 都はるみ母とか『きみに読む物語』とか『私の頭の中の消しゴム』とかを見ると、それ程怖くもないのだが。
最近一人で飲み歩いてないな、と思って『OASIS』。 貧乏性で、仕事がないと一人で飲むのはもったいないと思ってしまう。 しかしここ数日あまり人と喋っていない。 恋人はまめに連絡をくれるが長々お喋りという感じではない。
オーナー鈴木さんに、というか誰かに彼氏自慢と水野美紀さんの忘年怪登場自慢をしたかった。 「わかりますわかります。自分だったら自慢しますよ」と鈴木さん。
『エールハウス オリジナルビール』と『デメラララム ポートエレン樽』を飲んで帰る。
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2005年12月01日(木)
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