毛皮問題,『まるき』,『喜鮨』


 母の毛皮トラブルの件で消費生活センターに相談。
ブティックに落ち度はない、と言われる。
ブティック側に損害があるならその金額なり、キャンセル料なりを払って解決の余地はあるのでは、とも。

ブティックに現状確認に行く。現品はお店になかった。
皮を切ってしまったか否かはメーカーに問合せないとわからない状態。
母の選んだコートの色は緑で特殊な色、形も定番ではないので、他の人に売るのは難しいと言われる。

私は母の状態を話す。
母とブティックは10年ぐらいの付き合いだし、私も買い物をしているので、理解し同情してくれる。
「元気になるまで保管しておくというのは?」と聞かれるが、それもプレッシャーになるだろうし、一回けりをつけた方がいいと思う。

メーカーに事情を話してくれることになる。
しかしキャンセルはブティックのメーカーへの顔を潰すことであり、かなり迷惑な話だ。平謝り。

そして私のコートを受け取って帰る。こちらは私が立て替えて母から取り立てる。
「大丈夫ですか?」と心配するブティック・オーナー。
私も母に「買ってあげる」と言われるままに決めたコートが本当に欲しいのか、不安だった。
着てみると、やっぱりかっこいい。満足。

 日本酒『ご近所さん』と上野『まるき』。ガード下の古い居酒屋。

お通しに毛が入っているのを指摘したら、取り替えてくれる。
和え物なので同じ器で料理されていると思うが。
「ここが『女性のみお断り』なのは、男性はそういうのあまり気にしないからじゃない?」と『日本酒ご近所さん』。

「2時間でおねがいします(長居お断り)」とのことで次の店を考えながら飲む。
値段はかなり良心的。いつもご馳走になっているのでここは私が払う。

 タクシーで東大正門前『喜鮨』。日本酒とお寿司。
久し振りに『栄光富士』を飲む。美味しい。
穴子が名物らしい。残りが少ししかないからと、巻いてくれる。美味い!

日本酒『ご近所さん』は酔うと背中やお尻を触るので、不快。
今日は特に触られまくっていたような気がする。
人前でギャアギャア言うのも、と遠慮した自分も不快。
2005年11月14日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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