『アトリエ・マキ』,鳩よ!,エロ教師

 板橋の洋服修理専門店『アトリエマキ』に、夏のドレス3点を持ち込み、相談。
どれも思ったより安く美しく蘇りそうで、驚く。
初めてのロンドン旅行で買った麻のドレスなんて、15年以上前のものだ。
愛する服は着られる限り着続けたい。他にも箪笥で眠る服を修理に出してみよう。

 夕方、はっと思い出してベランダを見る。鍵をガチャンと開けただけで飛び立つ鳩。
くっそー!夜は眠っているから水をかけられるまで動かないのね。
日の暮れないうちからいやがるから、夜中に撃退してもベランダはフンだらけになるわけね。
ムカツク!何で私が鳩の生態に詳しくならなきゃならんのだ!腹の立つ!

 昨日阪神ファンに「仕事なくなるぞ」と言われた件で、社長にメール。

こういう人は「皆言ってるぞ」と言って実は自分が皆に言いふらす、とか
「ほら見ろ、俺の言った通りじゃないか」と言うために本当に仕事がなくなるように画策したりするのではないかと不安になった。

考え過ぎかもしれないが、そういうことは会社員時代にもあった。
「噂で聞いてるのと、違うね」とよく言われた。
陰で何を言われようとどうでもいいのだが、仕事がなくなるのは困る。

そして、冴島奈緒さんのブログを見て、驚く。以下引用。


  《エロ教師たち》

ーーー鹿児島の教師が、一方的に好きになっただけの女生徒に「好きな人がいる」だけで「逆ギレ」、その女生徒の顔を殴った、と言う事件が在るでしょう?私は、こう言うことこそ、一部の日本人の男性の「人間的欠落」に思うし、吐き気がしてしまうの。

ーーー三上るかは、よく、「下心が在る癖に、無意味な偉そうなことを言う男性たち」のことを、「エロ教師」と例えるわ。ーーーそして、そんな男性の本質に気がつくのは、まさしく、この被害に遭ってしまったこの女生徒だけ。それ以外の人は、誰も気がつかないでいる。この女生徒に同情する反面、何故、こんな状態になるまで放って置いたのか、女生徒も、周囲の人も、と考えるわ。ーーー私は、まさしく、こんな性根を持っていそうな男たちに苦しめられて来たわ。意地が悪い男たちに。遠い昔から、・・・現在だって、そんなことも在るわ。

(略)

ーーー(略)さっきの教師は、勝手な妄想を女生徒に抱き、気持ちを裏切られた気になっている。コミュニケーションの欠落、認識の欠落、それでしかない。そして、女生徒の方も、もし、教師の妄想に気がついていれば、予防することだって出来たのかも知れない。「先生だから大丈夫」、だなんてことはないのだ。本当に、残念なことに。


引用終わり。

因みに三上るかさんとは、奈緒さんの映像、衣装プロデューサーであり親友の女性。

早速奈緒さんのBBSに書き込み。

「奈緒さん、今《エロ教師たち》読んで、驚いた。

まさに今日、会社の人にメールで
『なんとかさんが(職場で)酒を飲んで絡んで来ただけなのか、役割上の大事な注意だったのか、よくわかりません。
何か問題があれば教えて下さい。』
と相談したんです。

注意されたことがあまりにもばかばかしい姑の嫁いじめみたいなことで、私は『この人意地悪なおばさんみたい』と思っていたんですが。
なんとかさんもエロ教師ってことか?!と。

この歳になっても言われなきゃ気がつかない、ましてやいたいけな少女ではねー。

ありがとうございました。
やっぱり奈緒さん、素敵。」

そして日付が変わっても奈緒さんとのエロ教師談義は続く。
あまりに面白いので、丸ごと引用!


  《「オバチャン」と「エロ教師」/真理様、》   冴島奈緒/SHR 2005/10/09(日) 04:14

ーーーつい最近、あるごく一般の女性が、三上と私なら「エロ教師」と呼ぶだろう男性のことを「オバチャン」と呼んだのです。その時、はっとしたのですが、「オバチャン」と「エロ教師」の違いって、結局、そこに「エロス」が含まれているか、否か、の違いくらいだと思います。どの男性にも「生活指導の先生」のようなところが在り、どの女性も「女教師」な部分が在り、その水準で自分と合うか合わないか、見て取るしか在りません。

ーーー男性が、飲んでいる時などでも「エロス」にまつわる話をする時、それが大勢の時でも二人きりでも、それで大体のその人の「エロス概念」は感じられます。

ーーーどんなに素敵でも、「エロス」でがっかり!!することって多いです、私は。(まあ、私とエロスが合う、なんて方が在り得ませんが。笑。)

ーーー勘違いを未然に防ぐためにも、人(異性)の発言・行動に注意をするのは、とっても良いことだと思います。


  《Re:「オバチャン」と「エロ教師」/真理様、》   桜井真理 2005/10/10(月) 11:24

奈緒様

コメントありがとうございます!

「こんなこと言いたかないけど、誰も言わないから俺が言う」
と言いたくてたまらない感じで来るとか
私が「わかりました」と言った後に、「そんなだと、誰も一緒に組んでくれないぞ。仕事ないぞ」と言うとか、
寒気のする嫌なセリフですが、その人は「俺は言うべき事を言った、本人の、みんなのために」と思っているんでしょうねー。「教師」だから!

っていくつになってもこんな注意を受けてる私もどうなんだ?という気もしますが。
がははは。


  《言葉のセンス、生き方のセンス、コミュニケーションのセンス、》   冴島奈緒/SHR 2005/10/10(月) 14:29

ーーーどうせ、「説教」をして下さるのなら、徹底的に格好良く在って欲しいですよね。

ーーーそして、その方の生き方、言葉のセンス、すべてが格好良い人だったら惚れちゃいますよね。男でも、女でも。

ーーー私が、人にアドヴァイスをする時、サポートをさせてもらう時、当然、T.P.O.と言うものは在りますが、現場だったら、徹底的に「職人オヤジ」になり切ります。下手な色気など無用。例え、私は、その現場で女優で在ろうと。カメラが回っている時以外は、完全にオヤジです。ーーー私も、ちまちました不毛なイチャモンを受けているよりは、「オラオラ、気合い入れんかい」!!って現場の職人オヤジたちの怒鳴り声の方がよっぽど好きでした。そして、そう言う職人オヤジたちは、完璧な仕事をし、間違いや失敗はきちんと認め、潔いのです。(と、思ったらエロオヤジだったことも在りますが、・・・)

ーーーああ、大昔、私に生活指導の説教しながら、会議室にプチ監禁の末、みっともないエロスをさらけ出した男の教師たちを思い出してしまったわ。

ーーー大昔から、私には、たくさんボーイフレンドたちがいましたからね、憎かったのかしらね?他のことを突っ込んでいるはずが、生真面目だけが取り柄の男の先公に殴られたことも在りました。あらあら、まるで、あの鹿児島のエロ教師と女生徒とまったく同じだわね。その後は、私のボーイフレンドたちが始末してくれたと思いますが。


  《どうせなら、真のサディズムね、笑、》   冴島奈緒/SHR 2005/10/10(月) 14:37

ーーーリッチー・ブラックモアは、自分のヴォーカリストを吊し上げ、逆さ吊りした、とか、しない、とか?

ーーーどうせなら、それくらいの信頼関係、あるいは、カリスマ、パワー、責任、くらい持てよ!!と言いたいわ。笑。ーーーまあ、教師は辞める覚悟で挑め、って感じね。保全な奴は保全に生きろ、と言いたいわ。


以上引用終わり。

奈緒さんて、本当にカッコイイ。惚れ惚れ。

「阪神ファン」という呼び方が不快な読者もいると思われるので、以降何かあれば「エロ教師」と呼ぶ。
2005年10月08日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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