阪神ファン,手紙 |
本日は「ブクの日」で池袋で映画を見る日だが、お出掛け続きで遅れた仕事を挽回するべく終電まで頑張る。 だけど出勤は午後。会社は人でいっぱいだった。
昨日『CAVE-BE』は駅からどのくらい?と聞いたらものすごく親切に教えてくれて、丁寧な地図を書いてくれた人が「どうだった?わかった?」と話しかけてくれ、お礼を言う。
夜になっても私以外の人も何人も仕事を続けていた。 テレビの前の机で仕事をする人もいたが、下北沢の地図を書いてくれた人は阪神ファンらしく、テレビに釘付け。 仕事を終えた人たちがテレビの前に集合し、お酒を飲みながらワイワイやり始める。
地図を書いてくれた阪神ファンが、おならブー。ほとんど自分の部屋状態で寛いでいる。 同じ机で仕事をしている女性はそれほど嫌がる様子もなく。
阪神優勝の瞬間も、私は全く関心ないので仕事に集中。 しかし二人の男性がタバコに火をつける。これには無関心ではいられない。 「スミマセン、私タバコがものすごく苦手なんです」と言いに行く。 「あ、ごめんなさい」と言って慌てて火を消す二人。 いや、消さなくても、すぐ隣にある喫煙室に行って吸ってくれれば、と思う。
席に戻って仕事をしていたら、地図を書いてくれた阪神ファン(長い。以降阪神ファン)が、真っ赤な顔で 「君は、桜井さんだっけ?君はタバコが苦手で、朝も苦手なのか?」と聞いてくる。 ニッコリ笑顔で「はい」と私。 「早く来て、この時間に帰っていたらここ(テレビの前)でタバコが吸えるのに」 「えーーー?」 なんじゃそりゃ。 「それは失礼だよ」と先ほどタバコを消してくれた男性が阪神ファンに言う。 喫煙室に行く阪神ファンに私は言い返すことができず。
「酔っ払いなんで、スミマセン」と代わりに謝る男性。 「いいえ、こちらこそ」と私。 阪神優勝で、テレビを見ながら勝利の酒に酔いながらタバコを吸いたいファン心理はわからなくもない。 文句を言いながらも喫煙室に行ってくれたし、腹は立たない。
そんなことより仕事仕事。 阪神優勝番組も終わり、引き上げていくご一行様。 先ほど代わりに謝ってくれた男性に「ホント、ごめんなさい」と言われて 「いえ、とんでもない。お疲れ様でした」と見送る私。
別の階で作業をしていた喫煙者の女性に顛末を話したら「どっちもどっちだね」と言われる。そうか?
会社員時代もずーっと職場のタバコには悩まされた。 「会社で最も嫌煙権を主張する人物」と喫煙者の労働組合委員長に言われた。 (「悩み相談」参照。これを組合誌に書いたことにより、分煙がかなり進んだ。)
彼は「喫煙者が非喫煙者に配慮してくれた時は感謝しろ」とも言った。 「感謝しろだと?!」と反発したいところだが、人間関係をうまくやっていくためのアドバイスとして私は実践している。
新入社員の頃、私はタバコを吸っていた。 同期の女性がタバコ嫌いなのを知っていたが、直接言われないのをいいことに宿泊研修の部屋やバス内で私はタバコを吸っていた。 そういう喫煙者心理も知っている。 だから始めに「スミマセン、タバコ苦手なんです、ゴメンナサイ」と言う。何度でも言う。
阪神ファンには「他人のおならも苦手です」と言ってやれば良かった。ブリブリ!
家に帰ると、覚醒剤で逮捕された知人から手紙が届いていた。 心配する友人たちと、今の彼の状態や、私たちは何が出来るかなどいろいろ話していたところだった。 体も精神的にも大丈夫そうで安心した。
挙動不審で職質→逮捕という報道は嘘だった。
手紙を読んで、最近警視庁長官が「職務質問をガンガンかけろ」と指令を出しているという話を聞いたのを思い出した。 違法職務質問が横行しているとか秋葉原がひどいとか。
自首してきた人間を、覚醒剤犯が何を言っても平気と手柄にしやがって。 警察は本当に嘘ばっかり。
知人の手紙は「信頼を裏切った」と反省モードだが、私は何も迷惑をかけられていない。 病気をした友人のためにとても暖かいミニパーティーを開いてくれたり、優しい人だ。 私も友人たちも変らず応援する。
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2005年09月29日(木)
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