クレーマークレーマー池袋演劇祭事務局!


 9月1日から第17回池袋演劇祭が始まって、私は審査員として指定された公演の1本目『緑野大地プロデュース』を見に行く。

池袋駅西口の東京芸術劇場小ホールに着くと、他の公演をやっている。
鑑賞券をよく見ると「池袋小劇場」と書いてあった。あらま。間違えた?
鑑賞券に電話番号が載っている「豊島区舞台芸術振興会」に電話。
「池袋小劇場は芸術劇場小ホールとは違うんですか?池袋小劇場の場所を教えて下さい」
6分間待たされ、「担当者がいないので…折り返し電話します」
「もう公演始まってるんで、すぐに電話して下さい」とお願い。

4分後最初に電話に出た人とは違う女性から「芸術劇場小ホールのことではないんでしょうか?」と電話がかかってくる。
「いや、他の公演やってるし」
「担当者が帰ってしまって書類が机の中にあって、わからないんです」
「はあ?事務局で、公演会場も、参加劇場の電話番号もわからないんですか?わかる人と連絡とれないんですか?こんな簡単な問い合わせに応じられないなんて、何のための事務局なんですか!」
「そうですね…もう一度電話します」

再び電話がかかり、池袋小劇場の住所を教えてくれる。「それってどこになるんですか?」
「さあ、地理には不案内なもので」
「ああそうですか。電話番号もわからない?」
「いえ、わかります」

最後に「申し訳ありませんでした」と言って電話を切ろうとするので
「パンフレットとかマニュアルを常に電話の横に置いて、参加劇場のリストは張り出しておくようにしたら?」
「はい、そうします。はい、どうもありがとうございます。それでは、はい、はい」
「お名前は?」
「はい、吉田です。はい、それでは、はい、失礼いたします」
電話を切った途端「うるせー女!」とか言ってそうな感じの切り方だった。
よく調べないで出掛けた私も悪いが、事務局の対応もすごくてビックリ。

池袋小劇場に電話。「今からいらしても、ロビーにも人が溢れてて、役者が全く見えませんが」と言われる。
へ?そんな人気劇団なの?諦めて明日の予約をして帰る。
2005年09月02日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

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