BAR潮見,冴島奈緒/SHR@無力無善寺


 世間はお盆休みだが、私の仕事は佳境。しかし今週は遊びも忙しい。気持ちは焦る。
気持ちは急いても体はいつも通り。
今日も忙しいんだから朝から会社に行って仕事をしなくちゃ、と思いながらも更新が遅れている日記を書いてみたりして。
1日分書いたら昼になってしまい、ご飯食べて会社に着いたのは15時近く。

3時間ほど働いて、潮見へ。高校からの友人K宅恒例の『東京湾大華火祭』鑑賞会は「BAR潮見」と呼ばれている。
20時ぐらいまでしかいられないので、なるべく早く行きたかったのだが19時過ぎになってしまう。
花火は始まっていた。BAR潮見でしか会わない、懐かしい人たちとご挨拶。

 パーティーの営業。さすが同年代の男子に「冴島奈緒」と言えば「え?あの?なんで?」と皆さん興味津々。
母が書いた私の名刺の話、ささきもと子バッグの話などバーッとしゃべって、花火をチラッと見て、K夫君の実家の魚屋さんから届いた極上トロをパクパク。「では、皆様さようならー」

 高円寺へ。21時から『無力無善寺』という極狭空間で冴島奈緒さんのライブがある。
高円寺駅の改札を出て「やばい、21時過ぎてしまった」と急いで歩いていたら「あら真理さん」の声が。

奈緒さんだった。へ?もう出番なのでは。「そうなのよね、この道でいいのかしら?」余裕だ。
歩きながらパーティー出演快諾のお礼など。

「カーラーとらなくちゃ」と奈緒さん。路上でカーラー巻いている人を見るのは久し振りなような気がするが、私の記憶の中では路上でカーラー巻いているのは下町とか近所のオバチャンだ。
高円寺の街をカーラーを巻いて歩く冴島奈緒。素敵だ。まったく。何でも絵になる女。

『無力無善寺』は本当にせっまーい小屋だった。キッチュとか言ってる場合じゃない、なんとも言いようのない飾りつけ。これは「内装」ではない。
ケロッピーとかキティとかのレジャーシートが壁中に貼りめぐらされ、赤ちゃん用玩具が、低い天井から吊られている。

ジーンズに黒いビスチェに怖いメイクをした男性が「うんとー、なんだ、今日は、冴島奈緒ちゃんか、うー、きれいだ。で、俺はー、なんだ、みんな、奈緒ちゃんを待ってるんだな、うー」などと語りが続き、参る。

そして、着替えた奈緒さん登場。今まで立っていたお客さんたちは一斉に体育座り。ここのルールなのか?
私は座らなかったので視界が開けていいや。
奈緒さんはフワフワ、クネクネ、ぐいぐい動いているが、SHRのバンドの人たちは全く動かず。というか狭くて動けない。

奈緒さんのピンクの透けるワンピースはこの不思議な空間にとても合っていた。曲もかっこいい。
21日パーティーはどんな風になるのか楽しみだ。

ライヴ終了後、奈緒さんのバンドSHRメンバーにご挨拶。
パーティーはピアニストと奈緒さんが来てくれると聞いていたが、バンドのフルメンバー出演となった。
奈緒さんの心意気に感謝。これはパーティーのお客様もきっと大喜びだろう。わーい。
2005年08月13日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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