『しんと』,修道学園同窓会関東支部総会,『檸檬屋新宿』


 機械部品カタログ校正2日目、19時までやって23枚。昨日の倍だが、まだ遅くて話にならない。
「家に持って帰ってやったら」と社長。タバコの煙に悩まされることもないし、その方が良さそう。

 お昼は『しんと』のうどんとかやくご飯。異常にしょっぱくて驚く。何かの間違いでは?と思う程。

 20時過ぎ、『檸檬屋新宿』のご主人住枝さんに「来れば」と言われて修道学園同窓会関東支部総会に行く。
会場は『東京ドームホテル』。
何故そんな場に行くかというと、今年は36回生吉川晃司のライヴコンサートがあるから。

住枝さんには、受付で「17回生の住枝の会社のものです」と言え、と言われていた。
「え?住枝?」と受付のオジサマが言い、なんと住枝さんの弟さん登場。はじめまして。

修道学園は男子校なので会場は当然男性ばっかり。
それでも今年は吉川効果で同伴者の女性の割合が非常に高いらしい。

住枝さんに挨拶。「弟の奴、会費取りやがって。いっぱい食え、飲めよ」と言われる。

私が前に働いていた会社の社長は1回生。
「こんにちは」と話しかけると笑顔ながら「なんでここに?」という表情。
「吉川晃司のライヴがあるので…」とか「お元気でいらっしゃいますか」などと話したのだがなんとなく迷惑そう。
私の格好のせいかしら?元ペーペー社員が気軽に話しかけるなよ、ってこと?気のせいか?

そんなことより吉川晃司!
かつて布袋寅泰とのユニット『COMPLEX』のコンサートを東京ドーム最前列で見たことがあるが、それよりずっと近くで見られるとは。感激。

高校生の頃、吉川人気は大変なものだった。
修学旅行のバスでは常に吉川の曲をかけ、みんなで歌っていた。
水球で鍛えた体、修道高校という名門出身、ジャニーズ系とは違う硬派なイメージ。
異色のアイドルで、かっこ良かった。

最近だって映画『レディージョーカー』も吉川だけ良かったし、ちょっと前のNHKドラマ『真夜中は別の顔』で演じた小雪の夫役もいい感じだった。

さて、宴会場でのコンサートってどんなステージなるのかな、と思ったら想像以上に素晴らしくて驚く。
ベース後藤次利、ドラム村上ポンタ秀一、ってなんという豪華メンバー。
『LA VIE EN ROSE』のハワイアンバージョン?とか、痺れた。
会場から「モニカ!」と声がかかれば「40にもなると、そういうお約束にもちゃんと応えます」。
年配の先輩方向けに『ラヴ・ミー・テンダー』も。やるね、吉川!

最後の曲、ということで『モニカ』。最高に盛り上がる。
そして吉川も驚くアンコール。予定してなかったとのことだが、1曲やって終わる。
ああ良かった。素敵だった。

さて、後は飲んで、と思ったら住枝さんが「握手させてやる」と言って吉川のテーブルに連れて行ってくれる。
「素敵でした!東京ドーム最前列でも見ましたよ」と言ったら
「ドームより緊張するね」と笑う吉川。きゃあ。
「あんまりこういう感じのはないですか」
「そうだねー」
もっといろいろ話したいけど、みんな吉川と話したくて待っている。

住枝さんにお礼。「来れば」と言ってくれて、本当にありがとう!
そして住枝さんは「こいつ、天上がりした同級生。あれと写真撮ってもらえ」と言ってKさんを紹介してくれた。
立派なデジカメを持ったKさんは、吉川が他の人とお話しているのにガンガン割って入る。
私とボディガードに「お話中だから」と制止されても全く気にせず「ちょっと、写真撮るから!」

「スミマセン、何度も」と言って吉川とツーショット写真に納まる。ああ嬉しい。

 住枝さんらと『檸檬屋新宿』へ。
終電の時間になって帰ろうとしたら「タクシーで送るからまだおれ」と言われて、片づけを手伝う。

宮崎学さん出演の『R30』をDVDで見る。
アンテナがないためいつも檸檬屋のテレビは砂嵐の画面なのに、きれいな映像で「このテレビ、ちゃんと映るんだ」。

 住枝さんは私を送ってくれた後、雑誌編集者のお客さんたちと谷中あたりで飲むとのこと。元気だなあ。
2005年07月11日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

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