人のために成功したい ,『伊勢丹』,映画『Ray』 |
昨夜の冷えと夜行軍で風邪が悪化。15時近くまで寝ていた。
晩御飯は大きな窓から濃い緑を眺められる個室で、極上会席料理をご馳走になる。風邪など吹き飛ぶ。 最高級の海の幸を頂きながら昨夜の顛末などトホホ話、恋話、仕事の話他いろいろ。
「私は全然駄目です」と言ったら「頑張ってる。偉いよ」と言われる。 何が偉いのかわからないけど涙が出そうになった。
BBSにも書いたが、何のために働くかなど人それぞれ、自分のため、家族のため、国のため、権力のため、金のため、暇つぶし、その他いろいろ何でもいいと思っていた。
映画『CHARON(カロン)』のセリフ「男は成功するために生きるが、女はみんな幸せになるために生きている、必死で」。 私は成功も幸せも必死で求めていないから駄目なんだ、と思っていた。
でも、今日私の成功を願ってくれる人がいて、その人のために成功したい、と思った。 こんな気持ちになったのは初めて。私はずーっと、楽しければいいや、だった。 人にはあまりそう言われないが、自分では楽な方へ楽な方へ、楽しい方へ楽しい方へ、ぬるま湯求めてどんぶらこってやってるつもりだった。
何が成功かはよくわからない。とにかく、その人に認めてもらうことを目標に「でも、やるんだよ!」で、頑張る。
この日の会話、聞いたこと、その人に誓ってはいないが自分で決めたこと、私の人生にとってかなり重要な意味を持つことになるだろう。
食事を終えて、駅で別れ、トイレに行く。電話が鳴る。派遣会社からだった。 「明日仕事できる?」 「できますできます!」 おお、なんたる即効。感動的。早速報告すると「良かったね」。
こうなると強気で、『伊勢丹』バーゲン。靴売り場で何故か急に泣けてくる。 目を腫らしてポロポロ泣きながらバーゲンの靴を見ている女一人。不気味な絵だ。
新文芸坐で『Ray』を見る。 曲は聞いたことがあるものの、人物をよく知らなかったから似てるとか似てないとかはわからないが、面白かった。
何があろうと絶対別れない妻、良かった。母親も素晴らしい。
明日は久し振りの労働。寝ないように、遅刻しないように…、って「成功したい」って、そんなレベルからかい!!
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2005年07月08日(金)
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