映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』,『ダブリン上等!』,『MILLIBAR』

 恵比寿ガーデンシネマの単館ロードショウでは連日満員だった『モーターサイクル・ダイアリーズ』なので、渋谷でもいっぱいかと思ったが、大丈夫だった。

いいねえ、ゲバラ。南米。行ってみたい。キューバも早く行きたいところ。

こんな風に若者に芽生えていった「社会を変えたい」とか革命への思いが、何で20年経って日本では浅間山荘事件になっちゃうの?不思議だ。

 旅でいろんな人に出会い成長していく、青春!な『モーターサイクル・ダイアリーズ』の世界とはまるで違う『ダブリン上等!』。

ダブリンの狭い町では、皆が不機嫌で意地悪でくさってて抜けてて駄目駄目。
どうしようもない人たちのうんざりするような日常を描いていて可笑しい。

ギネスビールのように苦くて美味しい映画。ギネスが飲みたくなる。

もう一つ、本当は飲みたくないが、1回だけ、一口だけ試したくなるのが、紅茶にソースをドボドボのブラウンソース・ティ。
「うへー、やめろよ!」
「飲んでみろって」
「……ウマイ!」
って、ホントかよ。やっぱりイギリス人は味覚がおかしいのでは、と思う。

 ギネスを飲みに『MILLIBAR』。アルバイトのG君に『ダブリン上等!』の話をしたら、かなり興味を持っていた。

アイリッシュ・ウィスキーを飲んで帰る。
2005年03月09日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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