『宮崎学の文章道場!』,『檸檬屋新宿』 |
文章道場の課題『2004年を振り返って』。私の今年後半のテーマであった『ナンパ作戦』を書く。 こういうのは苦労なく書ける。といっても2時間かかった。
17時にグランカフェピクチャーズに着いて打ち上げの買出しをする予定が渋滞で17時半になる。 「遅れてスミマセン!」と入って行くと、奥の部屋では打ち合わせ中の様子。
表で待っていてくれたMさんと一緒に買出し。Mさんが今日の段取りを事細かに尋ねるので「そんなことまで知らない!」「怒らないでよ」「怒ってないよ!」 まあだいたいMさんとはこんな感じ。でも「手伝うよ」と言って早く来てくれたMさん。感謝してます。
宮崎学さんも遅れて見えて、最終回が始まる。 「最悪の文章は決意表明型の表現。事態を『こうしよう』と思う、その内部を書く必要がある」 ドキッ。『ナンパ作戦』は思いっきり決意表明型の文章だ。
「『究極の言葉』はどんな一言なのか、これはいいかも、これはやめておこう、とかを書いた方がいい」と言われる。 「はい。実践したら書きます」 ホント、早く試したいものだ。
宮崎さんに「桜井はもの書きになりたいんだろ?」と改めて聞かれる。本当に鋭い人だ。 「はい」と答えたものの、私に自信がないことを見抜いている。だから聞いたんだ。
「舟を出させる」と宮崎さん。受講生それぞれ本を出せ、企画書を持って来い、と言われる。 頑張らなくっちゃ。
引き続きグランカフェピクチャーズにて打ち上げ。高橋玄さんのスタッフで文章道場の担当、俳優見習いのTさんがコロッケやら焼き鳥やらを買出ししてきてくれる。Tさんはいつも気を使ってくれた。感謝。
今日はお仕事中の玄さんの事務所の人たちも打ち上げを手伝ってくれる。 皆は普通に「あ、どうも」なんてお酒を注いでもらっているが、その方は『CHARON』や『ポチの告白』にも出演している、ごく近い将来の国際派俳優なんだけど!
その笑顔が素敵な舩木壱輝さんにもお酒を、と思ったら「いや、車なんで」と困った顔をされてしまい、失敗。
数年前玄さんが撮影した秘蔵ヴィデオの鑑賞会。1本目は「宮崎学偽ドル札を追う」。 タイの偽ドルマフィアや、逮捕され裁判中だった田中義三氏の取材。放送されなかったがスクープ映像だ。
タイの大物マフィア?との宴会映像を見ながら 「こいつ、死んだな」「あ、この人も死んじゃった」と宮崎さんと玄さん。
今より何十キロも太っていた宮崎さんが、タイの路上を歩いている。 「暑そうな顔して下さい」と玄さんの声。ギッと眉をしかめる宮崎さん。わはは。演技してるー。
続いて「宮崎学大出版パーティー」の巻。全日空ホテルの大きな宴会場で、司会は大谷昭宏氏。 劇団『ザ・ニュースペーパー』が登場と、本当にゴージャスなパーティーで驚いた。 ザ・ニュースペーパーの政治家モノマネギャグよりも、角川春樹のコメントの方が笑えたのが可笑しかった。
ついでに電脳キツネ目組組員が多数出演している『突破者太陽傳』。私は10万円払ってこの映画に出ているのだが、玄さんがゆっくりヴィデオを回してくれても誰も私がどこに出ているのかわからなかった。くぅー。
宮崎さんが帰られて、私たちも帰る。余ったお酒やおつまみ、グラスはグランカフェピクチャーズに差し入れ。この程度しか返せなくて申し訳ない。それどころか『CHARON』の特別鑑賞券をお土産に頂いてしまう。
ああ面白かった!文章道場は本当に楽しくて、刺激的で、幸せだった。絶対これで終わりにしない。舟を出すのだ。
住枝さんから電話があったので一人で『檸檬屋新宿』。皆は帰る。NANIOさんが車で送ってくれる。
車中で28日行った『EZ HEAVEN』に電話して本の忘れ物はなかったか聞く。太い声のオネエサマ。 「あらー、アナタ、緑の服着てた?まあ、本?なかったわ」 ううう。ところで私が一緒に帰った人は誰?と聞いてみる。 「あの方はねえ、Rさんよ。ウフフ」 沖縄の人らしい。やっぱりゴリだ。 「またいらしてねぇ」。うーん、確認してみたい気もするが、Rさんは嫌がるかもしれない。
(Eさんではない)キツネ目組の人から留守電メッセージ。「本を貸していますが、真理さんにはもう会うこともないので宮崎さんに渡しておいて下さい」。 私は宮崎さんにお使いは頼まない。
それにしても貸したつもりの本を奪われたり、人の本失くしたり、なんだか続くなあ。 Y先生に「是非読んで」と言って渡された本はまだ開いていない。これも借りたのかもらったのかよくわからない。危険だ。
檸檬屋には私が従業員を辞めるときに喧嘩した人が来ていた。今日も誰かとトラブルを起こしたらしい。
帰りにNANIOさんにメール。
「檸檬屋には大嫌いな人がいて、あんまりいい気分ではなかったけど、住枝さんに挨拶ということで。ホントせこい男と妄想女には参った2004年。」
癒し系のNANIOさんは
> お疲れさま(^-^) > 今年は文章道場など、いろいろ頑張ってくれてありがとう♪ > おかげさまで、親分の仕事手伝える機会がもらえたりして、僕はかなーり得した気分♪ > 真理ちゃんのおかげです!ありがとう > > 住枝さんにも挨拶したかったんだけどご一緒できなくてごめん。なにしろ眠くて、少し仮眠とりたかったから… > でも、なんか真理ちゃんは今年(も?)ホント人災の尽きない一年だったね(^_^;) > ま、そういう星の下に生まれたと、開き直っていきましょう(笑) > > では、「なるべく」よいお年を(^-^)v
と返信をくれる。こちらこそ感謝です。文章道場も頑張って来てくれてありがとうございました。
|
2004年12月30日(木)
|
|