喫茶『ブルマン』,蕎麦屋,『鳥よし』

 9時に起きる。11時半に中野新橋の喫茶店『ブルマン』で宮崎学さんと待ち合わせ。
11:24着。宮崎さんはアイスコーヒーを飲み終えるところだった。文章道場の資料を受け取る。
風邪で大変具合悪そう。これから地方へ行くそうだが大丈夫だろうか。

「メシ食うか」と言われて「ハイ」と言っても、私が注文した紅茶はすぐには出てこない。
3杯分ぐらい入ってそうなポットで紅茶が来る頃には、宮崎さんは立ち上がらんばかりの勢い。
3回ぐらいカップに口をつけたところで「行くぞ」。

 近くのお蕎麦屋さん。宮崎さんはおそばとおでんを注文。風邪で辛そうだが食べるのは早い。
私は冷たいとろろそば。おでんを「俺はもういい。桜井食え」と言って取ってくれる。
急いで食べる。最後の蕎麦を口に入れたところで「いいか?」
「う、はい。ご馳走様でした」モグモグ、ゴックン。

「じゃ」と宮崎さんは行ってしまい、私は12時には再び中野新橋駅。30分で2軒。はえー。
その間「桜井も本を1冊出せ。やる気になったら2ヶ月で出来る」とアドバイスを頂く。

 帰ってPCとの格闘続き。駄目だった。

 Y先生から『大統領と児童会長』の感想メール。
「魔法使いのおばあさんとは言い得てめょう。今度の選挙をすっかり言い尽しているかも。自分の事とくっつけたのも大賛成!」
Y先生は打ったメールを絶対読み返さないそうで、「めょう」だが、なんだか可愛らしい。

 ささきもと子さんと電脳キツネ目組N君と千駄木の焼き鳥屋『鳥よし』。
古い店だと思ったら近々建て替えで閉店するらしい。
焼き鳥と他は数品のシンプルなメニュー。焼き鳥は美味しかった。
煮込みでレバらしきものを口にしてしまい大失敗。ビールで流し込む。

檸檬屋新宿常連のYさんも来る。檸檬屋の住枝さんも体調が悪いらしい。
10月は客0の日が6日、Yさん一人の日が4日あったとか。大丈夫か?

 N君の漫画教室の話、文章道場の話、『MARIBAR BBS』の話。ひょっとこ写真を見せる。
N君は心配して「掲示板閉じた方がいいんじゃないですか。意味ないでしょう。不愉快だし」と言う。
「やめません。テロに屈しない」と私。
「桜井さんだけが書き込めるようにしたらどうですか?」
「つまんないよ」
「掲示板で面白い出会いなんてあるんですか?ろくなもんじゃないでしょう」
「面白いこともあるし、嬉しいこともあるよ。掲示板がきっかけでメールのやり取りが続いてる人もいるし」
「時間の無駄だと思うけど」
「N君が敬愛する三上治さんも『国家は開かれているべきだ』と言ってるでしょう。国家も個人も同じよ。閉じちゃ駄目なの」
「えー、そうなんですか?」
「そうよ。だから閉じるとか削除とかじゃなくて、ほのぼのネタとか楽しいこと書いてよ」
「でもあの雰囲気はものすごく書き込みにくい」ともと子さん。

確かに。まあ好んで見ている人もいるので、私も好きなようにやる。
2004年11月04日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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