原稿,『檸檬屋新宿』

 9:30まで原稿。お昼には起きるつもりが16:00まで寝てしまう。
原稿を送ってから出掛けるつもりが全然終わらない。

 『檸檬屋』でアルバイトをしていた大久保亜夜子ちゃんが、芸大を主席で卒業して、
卒業制作の『奇的 KITEKI』が発売されたってことで『檸檬屋新宿』。

久し振りの亜夜ちゃんは、とても嬉しそうで充実した顔をしていた。
『奇的』は重版が決まったとのこと。素晴らしい。

私が着いたのは22時半頃で、住枝さんは既に暴走し始めていた。
住枝さんも嬉しいのだろう。
「桜井も本を出せや」と住枝さんが握手を求める。よくわからないから指先だけ。

 亜夜ちゃんは帰って、『奇的』を出した青林工藝舎のSさんと話す。遅刻と締切について。
「俺は絶対遅刻しない。宮崎(学)さんだっていつも時間前に着いてるでしょう。
我々は、遅刻したら逮捕される危険があるからね」とSさん。耳が痛い。

そういう目に合わないと遅刻は直らないのかもしれないし、そういう目に合っても直らないかもしれない。酒癖が悪いとか、お金にルーズとかと同じ。

「あなたのために地球は回っているんじゃないのよ」と小学校の担任教師に言われたが、
私のために回らない地球に何の意味があるんだよ、ってなもんで。
関係各位には誠に申し訳無いと思いつつ。

 この心がけの悪さか、或いは『檸檬屋新宿』の何かのせいか、帰りにお腹がぶっ壊れる。
必死の思いでなんとか家に辿り着く。

 『月刊やきものネット』の原稿は10日が締切。
檸檬屋での話の後で、遅れるわけにはいかない。
夜の間に終えるつもりだったが、お腹が落ち着いたら眠気に襲われて寝てしまう。
3:00に起きて再開。
2004年04月09日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

My追加