盗み食い

会社にお弁当のデリバリーがあって、前日までにNさんに翌日の注文をメールする。
Nさんが私のところに来て「人のお弁当食べちゃダメですよ」と囁くので魂消る。
「はい?!私?」
「そうです。何日か前、Uさんが頼んだお弁当、桜井さんが食べちゃったんです」
「えー?マジで?」
「そうや」とUさん。
「Uさんは仕方ないから、コンビニでご飯買ってきたんですよ」
「なんで言ってくれないんですか?私に言わないでNさんに言うなんて」
「あそこまで堂々と食べられたら、しゃあないなと」
「僕のところに確認しに来てくれたんです。」
「で、私は注文していなかった?」
「してなかったです」
「ぎゃー、ごめんなさい!どうしよう。ひどーい、本当にごめんなさい」
「そんなに気にしなくても」
「いや、食べ物の恨みは恐ろしいんですよ。こわーいこわーい。本当に申し訳ありませんでした!」
「まあ、僕も他の人の分食べちゃったことあるし。今のやり方だとこういうことは十分あり得る」
「ううう。済みませんでした…」
ああ恥ずかしい。履歴を確認したら確かに15日の分はメールを出し忘れていた。とほほ。
2002年10月17日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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