柳寿司,揚子江,THE TOKYO RESTAURANT

 昨日ある程度準備が出来たので、母に誘われて一旦断った寿司屋に「やっぱり行く」。

私が小さい頃お手伝いさんに来てくれていた、KさんとKさんの娘と一緒に
東久留米滝山団地商店街の「柳寿司」。普通。

「Kさんのお料理はすごく美味しかったです」と言ったら
「鶏の唐揚げをね、揚げたそばから真理ちゃんがどんどん食べちゃって、
お母さんが帰ってきて『これしかないの』って怒られるかと思って
お肉400gを700gにして下さいって言ったんですよ」
この話は母も覚えておらず「そんなに食べてたの?!」

最近母は元気になったらしく、相槌を打つ間も与えずしゃべり続けている。
早朝体操に参加している焼肉屋のお兄さんに
「あなた、酒臭いわよ。酒飲んで体操しちゃ駄目」と注意したとか、
部屋の電気が点かないと業者を呼んで大騒ぎの末スイッチがOFFだったとか、
ゴミの出し方を巡って『ゴミおばさん』に怒鳴られ、ちょっと反撃したら
ゴミおばさんが泣き出してしまったとか、涙を流して笑いながら話す。絶好調である。
猟銃で撃ち殺されても困るのでほどほどにね。

寿司をご馳走になり、ふとん店でシーツを買ってもらい、
商店街の抽選会で母が当てたジュースをもらって帰る。お母さん、ありがとう。

 「アウトロー・ジャパン」の仕事でジャーナリズム講座仲間のNさんと、
高田馬場の中華「揚子江」にて宮崎学さんを待つ。
「よぉ」と現れた宮崎さんは「まず飯を食おう」。
宮崎さんがジャンジャン注文してくださる。餃子が大きくてビックリ。美味しかったぁ。

 デザートまでしっかり頂いて、仕事が終わって、
「桜井は、新しい男は出来たのか?」と宮崎さん。
「宮崎さんに相談したいと思ってたんです」と言ったら、
Nさんに「恋愛相談?そんなことまで、大変だなあ」と言われる。

店を出て歩きながら『宮崎学のアウトロー恋愛講座』。
Q:「こんなことがあったんですけど、それって私に興味が無いって事でしょうか?」
A:「そうだろうなあ」
エスカレータで倒れそうになる。
聞いていたNさんは「たまたまじゃないの」と言ってくれるが。

Q:「宮崎さんだったら考えられないでしょ?」
A:「あり得ない。憎からず思ってるんだろ?」
「誰が?私ですか。私は大好きですよ。でも相手はわからない」
「俺が想像している男だったら、やめておいたほうがいいぞ」
「何故ですか?苦労するから?無理ですか?アウトロー系は私みたいのはダメ?」
「いや、桜井は人気あるよ。
だけどアウトローは『女は弱いもの。弱い女を守るのが男だ』って考えるんだよ」
「じゃあ、もっと弱々しくしたほうがいいのかな」
「俺が想像している男だったら、守る気は無いよ」
「えーっ?!…多分予想は外れてます…」
「そうか?じゃあな」
と言って宮崎さんはタクシーに乗り込み、よくわからないまま恋愛講座は終了。

宮崎さんは誰を想像してるんだろう?
守る気が無いというのは、その人はアウトローではないってこと?
それとも「私」を守る気は無いって事か?

 大学ゼミの後輩に誘われたパーティーで「THE TOKYO RESTAURANT」に行く。
古い洋館をレストランに改装したのだろうか。昔の店の写真が飾られている。
着いたのが23:00近くで人も減っている。

誘ってくれたHさんとSさんと少し話す。Sさんは元スッチーだが
イベント企画会社や、釣りライターやいろんな事をやっている人。
最近アクセサリーを作ってネット販売したら評判が良かったらしい。
23:30ごろ「帰る」と言うので「家はどこだっけ?」と聞いたら
「会社に帰って仕事です」とのこと。さすが。

怠け者の私は帰って寝る。
2002年07月14日(日)

抱茎亭日乗 / エムサク

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