無駄足,「身毒丸」2階席獲得,スポーツ嫌い

1月25日以来の9:00出勤。余裕の時間に起きても遅刻寸前。走る。
「おはようございます!」と元気に挨拶をすると
「あれ、どうしたの?違うよ」。
なんと、派遣会社と仕事の開始日の行き違い。早起きしたのに、がっかり。帰る。

昨日緑さんと話した時、作品の搬入の件がうまくいかずショックを受けている緑さんに
「確認は大事よ。『わかっているだろうな』と思ってももう一度聞いておいたほうがいい。
『後でいいかな』と思ってもその場で確認した方がいい」
などと偉そうにアドバイスしておいて、自分はこのザマだ。かっこ悪。

フン。お蔭で誰に遠慮することなく10:00ジャストに
「身毒丸」キャンセル席を予約することができた。しかも希望の2階席。
初演の時は藤原竜也のフルヌードがバッチリ見えたと「噂の真相」に書いてあった。
キャー、興奮する!

(た)ちゃんから久々のメール、まさとというボクサーが男前だったという報告。
ボクシングはドラマの題材として面白いが、
スポーツ嫌いの私はオリンピック、ワールドカップサッカーにもほとんど興味なし。

なぜスポーツが嫌いなのかと考えた。酷い運動オンチだからかもしれないが、
人の決めたルールに従って他人が他人と闘っているのを見てもつまらない。
私は自分が闘いたいんじゃないだろうか。

スポーツ好きの芸術家は多いけど芸術好きのスポーツ選手の話はあまりきかない。
これはスポーツ選手も自分が闘って勝つことが何より面白いからではないか?

スポーツの価値観である「とにかく勝ちたい」「負けたらダメ」、
考える余地なし、勝敗結果あるのみというのも感心しない。

本を読んだり舞台を見たり料理を食べることは私と作った人との格闘のように感じる。
私は打ちのめされることを期待していて、でもそれは私の負けというのではなくて、
結果も原因もよく考えないとわからないことがある。
私と作り手の直接勝負で、他人は関係ない。だからたまらなく面白い。

なんて事言ってると、こんな私に面白い野球本が作れるのか、と言われそうだが
それは仕事。やる。
2002年02月13日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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