| PEPI'S,おおくぼひさこ写真展,さよならボクチン! |
3ヵ月半ぶりにヘアサロンPEPI'S。久し振りの黒髪。シルバーのメッシュ。
私のカリスマ美容師ベゴニアさんは10月に路上ファッションショーを計画中。 一緒にやるデザイナー探しのために、これまでの作品をCD-ROMにして いろんなデザイナーに発送する予定。 「スポンサーはいるの?」と聞いたら 「いないわよ。どうやって探せばいいのかわからない」。
いろんな雑誌に載ったりニュースで取り上げられたり、ベゴニアさんは有名人で、 そういう話はいろいろあるのかと思った。 日本のファッション、ヘアメイク界はそんなに閉鎖的なのか。 ベゴニアさんは非常に技術力のある人なのに、 特異な格好の外国人だから呆気にとられてしまうんだろうなあ。
私はファッション界とは無縁だけど、何とか力になりたい。頑張れベゴニアさん!
日本脚本家連盟のライター教室で知り合ったKさんがアシスタントをしている、 おおくぼひさこの写真展「HORIZON」。新宿Nikon Salon。 22日に行った写真展の志田美穂子さんも偶然来る。 O君の話。二人とも驚く。「最強のカップルだと思ってたのに」。
O君と池袋タイ料理「プリック」。
日記の話。 O君が「イニシャルで書いた方がいい。書かれる事を嫌がる人への配慮は必要」と言う。 「配慮してるよ。日記に書くことで離れていくなら、その程度のお付き合いということ。 その人への配慮を、本当に大切にしなきゃいけない人の嫌がる事をしている人がよく言うね」
カラオケボックス。O君曰く 「彼女(マリ)に一度は別れを告げたけど、やっぱり好き。 彼女が俺を『お客さん』と言ったのは嘘」 「『よっぽどの事』を考えた。結婚は考えたけど、管理されるみたいでいや」 「自分が何をしたいのかはまだわからない。一緒にいると甘えてしまうから一人になるべき」 「桜井さんは大事な友達。俺とは別れた方がいいと思うよ」
だめだこりゃ。どうしようもない。でも言いたい事は言う。 「私が『あなたはお客さん』て言ったのを信じて、彼女に『別れる』って言って 『いや』って言われて、私と『別れて来ました』って言って、それで彼女はいいのかね」 「結婚は管理じゃない。管理なんかするか。自己管理して。 私にとって結婚は弱い愛、細い絆を強化する道具。関係を守る社会システム。 浮気の歯止めに必要ならしてもいい、ぐらいなもんでしかない。」 「一人になって、楽な方へ楽な方へ流されて、酒飲んで、ダメになってしまいそうで心配」 「『別れた方がいいんじゃない』じゃないでしょう! 『お願いだから別れて下さい』っていうのが人の道ってもんじゃないの?」
O君「わかった。悪かった。別れて下さい」。 私「いやです。別れない。絶対に別れません。別れるなら殺せ」。
言ってみただけ。泣く。「わかったから、今日は朝まで付き合って」。 その後はよく覚えていない。和風ダイニングバー(カズトク?)、もう一軒カラオケトーク? おどろおどろしい内装でトイレに行くのが怖かった。
朝タクシーで送ってくれる。オートロックの前でO君は帰ろうとする。泣き崩れる。 O君が支えてくれて、彼は45日ぶりに家に足を踏み入れる。玄関で泣く。 無理矢理引部屋に引きずり込む。
どうしてやろうかと思ったが、平成の阿部定にはなれず。
O君は「じゃあ、金曜日またね」と言って帰る(出る?)。わからん、最後の晩餐か?
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2001年06月25日(月)
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