イタロ日記

2023年06月10日(土)

初山滋展

これが明治生まれの人の絵！
（装丁は今どきだけどあんまり好みじゃない）

ちひろ美術館（練馬区）の「初山滋」展に行ってきた。

yahooの記事で絵を見た瞬間、これは絶対行かないと！って思ってしまったんだよね。

恥ずかしながらこの方を知らなかったんだけど、明治生まれとは思えないモダンさにびっくり。
上の画像、1962年の絵だよ？
まるで最近の作品みたいな瑞々しさ！

着物のデザインを手掛けていた方らしく、とにかく画面構成が斬新で豊か。
雨風、植物、生き物。主題と背景が馴染んで違和感がない。
画像の絵よりもっと好きな作品がたくさんあった。

ちひろ美術館。素敵な場所

ところで、いわさきちひろの絵なんだけど、実は子供の頃から苦手笑

ちひろの描く子供を見ると
「こんなガン飛ばしてくる子供と対峙するのは嫌だ」
みたいな気分になるんだよね…

もの凄くうまい人だとは思うんだけど。
これ、あらかわいい♪って言える人はすごいと思う。

余談だが、中学生の時英語の弁論大会？みたいなのに参加したことがあって。
好きなイラストレーターについて原稿書いたら、担当の先生に
「その人はあんまり知名度ないから、いわさきちひろさんも例に出しなさい」
って指導されたんだよな…

今だったら断るどころか、先生に「知名度ないって、失礼すぎますよね？」って反論するよなあ〜

この絵の背景の人々の線、大好き

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