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誓い - 2001年03月13日(火) 他人様から見たらなんでもないことだけど、花智にはちょっとショックなことがありました。 朝ご飯を食べていると、母上が 「あんた、お金ないんやろ?」 と、言ってきました。 「うん、無いよ。無いけど頑張る。」 と、私は毅然とした(?)態度で言いました。 先日、姉が来ていた時、母親の前で姉と貧乏比べをして、でかい声で「そんなんまだマシや。私なんて財布に500円ぐらいしか入ってへん!がはは」と宣言していたのです。 そのとき、母上は何もおっしゃらなかったのですが、どうも彼女は気になっていたようです。 財布から2000円取り出すと、花智の前に置きました。 「これ、持っとき。」 「別に使う用事あらへんし、いらんよ。」 「でも、財布になんもあらへんかったら、さみしいやろ?」 ・・・あればあったで、使ってしまいそうになるとは言えませんでした。 それでなくても、親のスネかじりすぎてるのに、2○歳にもなっておこづかいをもらうようになるとは!!!!! 「ありがとう」 私はそれだけ言うと、「でも絶対、使わへん」と心に決めて、お札を二つに折ると財布の奥にしまいました。 ...
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