セルフライナーノーツ。

2005年01月17日(月) 消失。


ようやく頭部CTの検査してきました。結果はまた後日診察に行かねばなりませんが、これでひとまず落ち着いたかな。
頭だけだからなのかな、あっという間に終わるもんですねー。
待合室にいる間、他の患者さんが輪切り(スキャン)されてる音はけっこう聞こえていたんですが、いざ自分の番になると他の騒音(?)がけっこう大きくてあまりわかりませんでした…残念!(^-^;
ネットとか見てると、けっこう気分悪くなったりする人もいるみたいなのですが何の異変もなく。
ただ、昼抜きで過ごさねばならなかったのでちょっとヘコたれましたヨ(笑)
(頭撮るのに何で昼抜き〜?なんで〜っっ?!)



眩暈というのは要因が特定できないものも多くて、私なんかは”念のため”でCTやらレントゲンやら撮らされているにすぎないんだろうけど。
だからこそ当人は不安になるし、何でもかんでも心因性に結びつけるのもやめて欲しい訳で。
先日ちょこっとyah○oのトピにも載っていた、とある女医さんが病院のサイト
内の日記にて、患者のことを頭が悪いだとか二度と来るなだとか、罵倒していたというお話。
ニュースが出た時点で件のページは削除されていたので、”PTA並に小五月蠅い患者さんがいたのかもなー”なんて話半分に聞いていたのだけど…
とある場所でひょっこり、その一部を目にする機会が。
読んだ瞬間、カーッと頭に血が昇りますた!ヽ(`Д´)ノ
だってまさにソレ…今の自分の状況にピッタリだったんだもん。


彼女は”めまい外来”を担当する医師でした。
しかし彼女いわく、其処は”めまいに特に詳しいという訳でなく、原因や症状がはっきりしなくて、話が長い患者をまとめておく”場所なんだそうな。
”聞いたことには答えず、自分の話ばっかりする患者”にはもううんざりで、しかも、”あれこれ訴えた挙げ句に、帰りは歩いて帰ってたよあの患者!もう来んな!”(大意)……だって。
確かに自分の症状を長々と話す人は多いだろうけど、それもこれも原因がはっきりしない(私なんかは起こる時期もはっきりしない)から、少しでも判断の助けになるように伝えているだけ。
医学的には何の根拠にもならない話が多くても、仕方ないじゃん!
こちとら医者じゃないんだからさ!(笑)
しかも、重度の眩暈は常に悪酔いが続いているのと同じようなもん。自分で車運転するのはおろか、タクシーの匂いだって排気ガスだって嗅ぎたくないんだよ…(ノД`)
誰だって仕事してれば、職場や客のグチ言いたくなるのは当然だと思うけどさ。
それを自分の勤務先で、しかも個人の特定できる環境でやっちゃうなんて、もうホントに頭おかしいんじゃねぇかこの女?
と、しか言いようがない。
消された日記だけじゃなくて、お前も消えてなくなれ!(ノ`皿´)ノ:・'.::・┻┻



と、いうのが本日のお題『消失』………では、なくて。
15日に、同タイトルのナイロン100℃の公演を観てきました。今年の観劇第一作v
地元に来てくれるのは『ハルディン・ホテル』以来ほぼ一年ぶり。
ナイロンの…というか、ケラさんの描く世界はいつも、終わった後にどういう顔をしていいのかわかんなくなる。
ギャグや小ネタ満載で、登場人物はみんなどっか足りなくて滑稽で笑えちゃうのに、笑いながらも涙が出る。
せつない、というほど美しくもなく、哀しいというほど重くもなく、だけどこれ、今ここで笑ってていいのかな…?という気持ちになる。


『消失』は、両親を亡くして二人きりで生きてきた仲のよい兄弟(とくに兄は弟を溺愛!弟ややタリンコ風味(笑))と、弟の恋人、なぜか毎月家に出入りする謎の医者(モグリ)、兄弟の家に間借りに来た女と、水の出なくなった水道の工事にやってきたサービス会社の男(←珍しくシリアス@トリビア八嶋)。
登場人物はたった6人。
半地下の狭い部屋の中で、いくつかのものが失われ、壊れ、あるいははじめから失われていたのだと悟ってゆく物語。
冒頭では楽しげにクリスマスのイルミネーションを纏っていた小さな部屋が、最後には闇と轟音に包まれて…ナイロンには珍しく、笑いの欠片もない幕引きだった。
後味のいい作品ではないけれど、私は大好きだった。
(『ハルディン〜』より一般向けかもしれない、ストレートだから。)
後味の悪さで言えば、昨年の”鈍獣”にも近いけれど…(^-^;
こっちは純粋にもっと哀しい、人間のまっすぐな生き様が。


兄を演じた大倉孝二氏は、その特異なキャラとルックスと高身長(!)でTVでも引っ張りダコですが………ナマで観るとどうしてあんなに格好イイんだろう!(*゚∀゚)=3
おかしいよ……どう見ても整ってるとは言い難いお顔なのに…しかもあんなにクネクネしてるのに…黙ってると目ェ怖いのに……(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
しかし、ナマ大倉氏からは抗いがたいイケメンオーラが立ち上っているのだ!何故だ!(笑)
公演のたび、同行の友人達がもれなくファンになってしまうので楽しいです♪(笑)


終演後に連れていって貰ったイタリアンが、久々に凄いヒットで早速メモメモ。
どれも美味しかったけど、一番は鱈と水菜とトマトのタリアテッレだな〜v
お手頃価格のコースだけど、一人一人別にメニュー選べるのがいいですな♪
お店はブルーとシックな木目のインテリアでオトナの雰囲気。
ギャルソンもイケメン揃いだったけど、もちょっと声を大きくして欲しいのだった……藻さん並のムニャ喋り(笑)





次回の観劇は2月頭のロミオとジュリエット。
完璧なハムレットを見せてくれた藤原クンが、どんなおバカ息子を演じてくれるのかワクワクですv
(杏ちゃんのジュリエットは想像つくんだけどな…オフィーリア観てると(^-^;)
あ、でもその前に!
忘れちゃいけない、LotR SEE3部作上映イベントが〜! 。・(/^▽^)/゜。・。
またしても僥倖に預かり、大スクリーンで兄上を拝めることになりますた!!!
とりあえずクッションとストールとのど飴と目薬と……ブーツは足が疲れそうだからやめておこう…
センセイ!号泣用にタオル持っていった方がいいですか?!(笑)
























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