セルフライナーノーツ。 |
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2002年06月12日(水) 真似したくない模倣犯。(※ネタバレ注意?) |
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行ってきました『模倣犯』。 公開直後のレディスデーなので、流石に人多かったです。。。 今日いたのって原作ファンつーよりやっぱ、中居ファンが多かったのかしら(笑) かく言う私も、愛する小木茂光氏が脇に御出演だったので行ってみたようなもので。。。 ホントに、もんのすげー脇だったけど!(笑) (今回もまた刑事役かと思っていたのに。。。とほほ(涙)) 原作を読んだことがないので、純粋に映画だけの感想を言うならば、 ・中居のピース(冷酷で頭の切れる快楽犯罪者)役はなかなかハマっていると思う。ついでに、小池栄子もけっこう良かった!(5年前なら瀬戸朝香にやって頂きたい役所。。。v)あとはまあ。。。どうでも。(笑) ・古川鞠子はどこに電話していたのか? ・ピースが最後に見せた"ショー"のトリックは結局なんだったのか? (いつから準備されてたの?) ・ラスト約5分のカタルシスは一切不要だと思うんだけど。。。(^-^; ていうか、最後の"アレ"は一体どこからきたんだ?まさか一人で。。。(汗) ・そもそもコレ、なんで『模倣犯』てタイトルなの?(笑) 。。。って、感想じゃなくてギモンばっかじゃん!(笑) ストーリー・映像もろもろ含めて、今映像化するには”遅すぎたかな”という印象(^-^; アナログVSデジタル(人間の比喩も含めて)の構図、っていうのは、せめて10年くらい前に作って欲しかったよ。。。 (殺人現場をリアルタイムにストリーミング、っていうのも、先日、某掲示板の猫虐待画像騒動で一人送検されたばっかだし。もはや知能犯の専売特許でもないよね) 森田監督、『ハル』と『刑法第三十九条』はすごく好きだったんだけどな。。。 かといって、前作『黒い家』ほどのインパクトもなかったのが惜しいところで。。。(-_-;) (模倣犯はラストのアレが”ウリ”なんだろうけど、いかんせん大竹しのぶの”乳吸え〜!”には敵わなかったよ(笑)) 個人的に、こうしたある種の美意識を持った犯罪者、というのに私は全く惹かれないのでハマれなかったのかもしれない。 かの『羊達の沈黙』しかり『セブン』しかり、アンタにとっては美学があるのかも知れないが、端から見れば単なるオ○ニー野郎じゃん(笑)、ってヤツで。 人を殺す動機なんて、単純であればあるほど美しいと思う。 腹が立ったからでも、仕返しでも、金のためでも名誉のためでも。 Vシネとか任侠映画みたいに、ね。(けして殺人を肯定してる訳ではないですが(^-^;) ”命を奪う”ことで他の何かを表現しようとなんて出来ないと思うし、して欲しくない。ましてや、そこに己の存在意義を求める、だなんて的外れもいいとこで。 そしてまたイヤなのが(今回のこの映画もそうだったけど)、こうした犯罪者に対して、生い立ちとか過去のトラウマとか、必ず理由付けをしてくること。 それって、結局逃げなんじゃないのかなぁ。。。 だって、同じ環境で同じように生まれ育っても、犯罪者になる人間もそうでない人間もいる訳だから。 映画に限らず、普通の報道番組なんかでもそうだよね。 一見真っ当な生活をしている人間でも、ひとたび罪を犯せば重箱の隅をつつくように、幼稚園のアルバムだの文集だのまで遡って、言質を取ってくる。 (だいたい、あんな文集の類ってみんな真面目に答えてんのかしら?(笑)) ただ何となく、ってのが犯罪につながる最も大きい理由で、そして真実じゃないのかな?人間ってそれができるくらい腹黒い生き物じゃん(笑) (もちろん、それを自己抑制できる力もみんな持ってるわけだけど。) なのに性善説を信じようとするが為に必死に後付の理由を探ってるみたいで、いつも腑に落ちなく思う私なのでした。。。(^-^; 次の更新はコナン:新平の予定。 えっちは入らない予定だったのに、どうしても書きたくなって話が延びてしまい。。。(-_-;) が、がんばって週末にはUPしたいですv (その後にもひとつ書きたい話が。。。(笑)) バトロワはも少しお待ちくださいね〜、ごめんなさい!(;^_^A |
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