12月としては記録的な荒天がおさまり、清々しい朝を迎えました。 ご承知のように、目黒区議会はこの1ヶ月大きな混乱をきたし、区民の皆様、報道機関から大きな注目を浴びて参りました。ご心配をおかけしたことについて議会の一員としてお詫び申し上げます。 昨日、議会では臨時本会議を開き、今後の目黒区議会に資する2つの議案を可決させました。 一つ目は「目黒区政務調査費の交付に関する条例」を一部改正し、領収書の原本添付、透明性を確保した使途、使途基準外経費への区長からの返還請求権などを追加しました。また、弁護士、会計士、学識経験者3名で構成する、第三者機関に平成17年度の収支報告書を点検後、使途基準のあり方について答申をいただくため、調査を依頼することとし、19年度第一回定例会で反映した使途基準の見直しを行うこととしました。 ここに至るまでは、会派内の意見統一、他の会派との意見調整など、紆余曲折を経て、1名を除いた全議員の賛成を見て、2議案を可決しました。 今後は、透明性の高い使用方法、疑義の生じにくい使途などを議論しながら、失墜した目黒の名誉を回復して行かなければなりません。 年の瀬を迎えましたが、来年が昨日の荒天から今日の日本晴れのように、私たちは前に進むことで、区民の方々にご信頼を戴いていくしかありません。これからの目黒のために実直に仕事をしてまいります。
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