中学校の運動会を見学しました。小学校は何度もありましたが、中学校は初めての経験です。 到着したのは午後の競技が始まる直前、吹奏楽部の演奏が始まったときです。 校庭で待機していた生徒たちが、観客席から出てきて急に踊り出しました。 説明を聞いてみると、自主的に音楽にあわせて踊っているとのこと。 楽しく踊っている姿も良いのですが、自分たちの休憩時間に来賓、教職員を楽しませようと、かなりの人数が団結して自発的に踊っている姿に感心しました。
生徒の自主性を尊重し、きちんとした礼節を身につけながらの自由な雰囲気の学校づくり。 今回の一面だけでの判断ではいけませんが、この雰囲気ならば、と学校教育について、すこし安心した面もあります。
新聞等の学級崩壊、不登校生徒の問題が取り上げられ、いかにも今の学校はダメのように錯覚を受けますが、報道に惑わされず、現場を実際見る。この姿勢を大切にしていかなければならないな、と痛感しました。
教師、生徒一丸となっての運営や、団体競技のルールの厳しさも目の当たりにし、一生懸命走る生徒の顔、礼儀正しく挨拶する姿に清々しさを覚え、学校を後にしました。
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