ありふれた日常

2003年03月13日(木) 妄想の波

彼が放った一言で、妄想の波が大きくあたしを飲み込む。
その中であたしを縛るモノは何もない。
沈んでしまえばいい。
ただこの身体がないのならば。

しかし、この身体に付着するモノは目を背ける事など出来ぬ現実。
あたしには暴発を防ぐ権利すらない。

あの場所へ向かえば、少しは楽になるって言うのは本当ですか?
触れたことのない領域は、ただの恐怖に他ならず
この先何処まで行くのだろう。

今日も胃の痛みと食欲と性欲と睡眠欲を抱えて浅く眠る。


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