ありふれた日常

2003年02月18日(火) 高給取り

仕事の帰り歩いていると、行く手を遮るワンボックス。
「邪魔くせぇ」とココロの中で呟いておりましたら、
「すいませぇ〜ん。○○駅ってどっちですか?」と道を聞かれました。
普通の会社の車に乗ってる、普通の兄ちゃん。
はいはい。と親切心全開でわりに詳しく教えましたよ。
が、その後、彼の口から出た言葉は、
「友達と七時に待ち合わせしてて…30分だけ付き合ってくれませんか?」
ふむ。人が親切に道を教えてやったって言うのに、
道なんぞDOでもいいってか。コレはアレか、ナンパか。

「いや、いいです。」

「30分だけなんで!」

「いや、いいです。」

「何歳ですか?」(レディに歳を聞くな)

「いやいや。」(歩き出す)

「話すだけですから〜!あ!10分千円払います!」(興奮気味に叫びながら)

「え?いや、いいです。」(若干笑いながら)

「10分千円!10分千円!」(壊れ気味)

普通のナンパよりある意味恐かったです。
10分千円て!(笑)
最初に10分千円払うからって言われた後の「え?」がリアルだと思います。
そりゃ、聞き返しそうにもなりますよ。
30分話しただけで三千円。給料日前の結婚式貧乏の俺っちにはかなりいいバイト?

まぁ、でも、何より恐いのは…。
このあたしに10分千円払おうと思ったあの兄ちゃん…。
それに、10分千円って言ったら間違いないだろうと思われたこのあたし…。


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