ありふれた日常

2001年12月14日(金) 蝶と花

胸の真ん中に住んでいる
真っ赤な蝶が
また鮮やかな鱗粉を撒き散らす
僕を激しい動悸が襲う

蝶はただ
唯一の花を待っている
自分と同じ血のように
真っ赤な花が咲き乱れるのを

繰り返し
自らの破片と踊り狂いながら

僕はただ
いつもの混乱を防ぐため
耳からそっと受話器を放す

同じリズムで繰り返される
自らの心音にも耳を塞ぐ


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