日々是無常。(直リンク禁止)
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| 2005年01月27日(木) |
こげな不景気の時代だからわからんでもないがその解釈は当事者にはすっげむかつきます(私だけか) |
こないだ飲み会でヤンチャこいた事務さんが、シラフでも寝言を言いました。
話が飛び飛びでワケわからなくなったので10分の1くらいしか聞いてなかったが、かいつまむと『中学2年の娘に将来薬剤師になれと言ったけど今の成績じゃ無理そう』『バツ一で一人親で家計が苦しいんだけど、頭悪くても奨学金ってもらえるのか』の2点が問題だったらしい。
…緑川さんとしては、『0へぇ』です。
…ま、娘に何になって欲しいか夢見るのは親の勝手だが、その理由が『手に職つけたほうが得だから』ってのを聞いた瞬間すっげむかついた(幼稚な表現だが本当にコレが一番しっくりくる。)。
ちょっと待ってくれよ。『手に職』が欲しいってだけで薬剤師になったような人にアンタは命預けられるんか!?
私が薬剤師になったのは、高校1年の頃から憧れてた(医者か薬剤師になりたいと漠然と思ってた)からなんだけど、そもそも私の幼少時代にゃ兄者がよく病気で大学病院行ってたんで(入院も何度かしてる)、それに一時期毎日のようについてって、病院にいる時間の方が家にいる時間よか長いんじゃねえかって時期があったから、医療施設を人よりちょっと身近に感じるフシはあったと思う。 だから、自分が文系か理系かがハッキリしないうちから、医療系の分野には関心があった。 その時、『資格』という面も確かに魅力的に映った。
けど。
紆余曲折を経て18で薬学部に進学して、大学で勉強してるうちにそれまで聞いたことも無かった病気や薬の事を覚えるうちに、薬剤師(特に病院や調剤薬局なんかの医療施設で働く人はなおさら)の仕事ってのは、相手(患者)の命預かる覚悟が無きゃ不可能なものなんだと、強く思った。
それは、一歩間違えれば患者の健康を損なう可能性(医療ミスなんて言葉がマスコミで生まれて久しかろうて)もあるという恐怖もあるけど、自分の職務に、それだけ強い責務と同時に『誇り』とか『愛』も生まれる。
私は、日記で愚痴るくらい辛くても、今の自分の仕事を愛している。 …こう言うと、なんだか仕事と結婚したみたいでアレなんですが(苦笑)。
ああ、文章にしてみてわかった。 むかついたのは、自分の愛している『薬剤師』という職業を、単なる資格としてしか見られてなかったからなんだ。わかりやすく言うと、お金持ちの坊ちゃんやお嬢様が、自分じゃなく『財産』目当てで自分に近寄ってくる相手にむかつくのと同じようなものだ。
やっこさん(いや女に向かってその言い方は無理だろ)の不用意な言葉が、私の薬剤師ラブ魂(類似表現:野球ラブ魂BY牛尾キャプテン)に火を付けちまったんだな。
あと、頭悪くても奨学金もらえるかって質問には、『勉強する努力もせんで金だけ貰おうなんて厚かましいんだよ!』の一言で充分でしょう。金が欲しけりゃ社会人は働け。学生は勉強すれ(バイトって手もあるが学生の本分をおろそかにしちゃあ本末転倒ですぜ奥様)。
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