最近、病院で「事故（事件も・・・）」がたてつづけに起こっている。
病気にかかっていると診断された時から、患者は病院で行われている
一切に従わざるを得ない。
この段階で、患者は病気に対して無防備で無力の存在になってしまう。
確かに、高度に専門的な知識を持っている人間と無知な素人との間には、
不平等な上下関係が出来るのはやむを得ないだろう。
しかし、私たちが、それを容認しているのは、職業や能力の面での
不平等にもかかわらず、その底には人間どうしの信頼感があるからである。
この「信頼感」が成り立たなくなった時に何が起こるかは、
想像するだけで、恐ろしい・・・。
これが現代社会全般を象徴するものだとは、決して思いたくない・・・。

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