日々楽しく生きている。

2003年03月27日(木) 親友『高阪』に贈る日記。(2003 7/23)

高阪が最近パソコンを買って、俺のHPにも顔を出してくれてる昨今。


ネット上でも会話して、会社に行っても会話して、コンビ組んで仕事して。


一緒に映画観たり、メシ食いに行ったり、公私ともに仲が良い。







俺らは自他ともに認める親友。(だと思う)







今でこそ、俺はこいつが無二の親友と思えるんだが、実は昔は違った。


同じ専門学校に入った頃、周りのやつらは2歳年下で


俺ら二人が同じ昭和52年生まれだった。


だけど、あまり仲は良い方じゃなかった。


かといって、ケンカするほど悪いわけでもなくて、普通の間柄だった。





『おはよう。』


『おう、おはよう。』




俺の日記を熟読して下さってる方々なら、どっちが俺でどっちが高阪か、すぐに分かると思う(笑




おう、が付く方が俺です(笑







軽く朝の挨拶を交わす程度の関係。


まあ、何回かは一緒に遊びに行ったりしたけれど


ごくごく普通の友達って感じだった。








そんな感じで専門学校での毎日を過ごし


高阪は、特別養護老人ホームに就職。


俺はご存知の通り、老健を3日で辞めて、1ヶ月間プータローをした後


夕刊広告で見つけた現在の病院の連携施設・デイケアに就職。








それからは、玉に電話してお互いの近況を知る程度で淡々と過ぎていった。







それから、半年ほど経ったある日の朝。


ぷるるるるる・・・・・


俺の携帯が鳴る。


『はい、相坂ですけど。』


『あ、高阪だけど・・・・・。』


『おう、どうした?こんな朝っぱらから。』


『うん・・・・・。ちょっと・・・・・・。』


『何だよ、らしくねーな。今どこよ?』


『夜勤終わって帰る途中・・・・・・・。』


『なんだ、じゃあ俺んちから近いじゃねえか。今から来いよ。』


『あ、いいのか?実は相談したい事があって・・・・・・・。』


『何だ?オンナか?けけけけ(笑』


『・・・・・・・。とりあえず今から行くよ。』


がちゃっ






オンナの相談じゃない事は、電話の第1声から分かった。


働いてる施設を辞めるんだ・・・・・・・


そんな感じがした。


俺はテレパシーなんか持ってないけど


その人が今どういう気持ちか


その人が今どんな状態か


ってな事が大体分かる。んで90%当たる。




俺んちに着いた高阪から持ちかけられた相談は




正にそれだった。




何があって辞めたのかは本人の為に割愛させて頂く。







『じゃあ、俺んとこに来いよ。』


『・・・・・え?』


『今、痴呆病棟を作るんだ。んで介護福祉士を探してるらしい。』


『・・・・・・。』


『職安に行ってみれ。求人出てると思うから。』


『でも・・・・・・。』


『いいから行ってこい!!』










程なくして高阪は試験に合格。


そして2001年1月4日から


俺らは同じ病棟で勤務する事になる。






だが・・・・・・・・・・






俺は嫌だった。


高阪が嫌だった。


一緒に働いてるのが苦痛だった。








何でかって


こいつ、よく動く!!


身が軽い。


ナースコールが鳴ろうもんなら、ダッシュして取り、ダッシュして向かう。


以前の施設で、あだ名が¨マッハ¨だったのも頷ける。








だが俺はそうじゃない。


雑に動き、雑に働く。








周囲から高阪と比べられてる気がした。


『相坂くんより、高阪くんの方がいいわね』


って言われてる気がした。


苦痛だった。


押し潰されそうだった。







同期だから比べられてる!!







そんな思いに・・・・・・潰されそうだった・・・・・・・。


あの時、『俺んとこに来い』なんて言わなければよかった・・・・・。








だけどある時、覚醒する。






高阪は高阪。


俺は俺。


俺が出来ない事を高阪に補ってもらって


高阪が出来ない事を俺が補えば、いい関係になるんじゃないの?



































これは見事にそうなった。


いい関係が生まれた。


そして徐々にお互いの悩みを喋ったり、笑ったりして今の関係になっていった・・・・・・。


















































『俺、働いた最初の頃、お前が嫌だったよ。』


『ああ、知ってたよ。てゆーかな・・・・・』


『あん?』


『最近お前に負けてるよ、俺。』


『はあ!?』


『いや・・・、お前、仕事テキパキこなすじゃん。俺出来ねーんだわ、それ。』


『お前だって、こなしてるじゃねーかよ!』


『いや全然。お前は仕事が早い。頭いいんだべなー。』


『いや、頭良くねーし。俺、電波だし。』


『俺は義塾だし。』



注)電波・義塾は高校の名前です。




『はっはっは。・・・・・まあお互い、助け合っていきましょー。』


『ああ。よろしく頼むわ。』






























喫煙所でのあの会話・・・・


俺は忘れてねーぞ(笑

























今日の症例発表はうまくいった?


緊張しないで発表できた?


俺はこれから深夜入りだから、半日であがっちゃったけど


君の事だから、きっとうまくいったと思います。



































きみに会えて良かったよ。


心の底からそう思います。


『お前の奥さんよりも付き合いが長いんだぞ、俺は!!』


っていつも言ってるけど、ホントに長いな(ゲラゲラ






























まあ・・・・・・・・


これからも頼むわ。




















追伸: いつ彼女出来るんだ、おめーは(笑


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