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ぱふぱふの森
アケヲ
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2002年04月20日(土)
サランラップで凶悪な気持ちになる


サランラップを使おうとしたら、予期せぬところで破れた。
端のあたりとか、真ん中に亀裂が入るとかなら、まぁワシの力の入れ具合が悪いの
だろうということで収まりがつく。とゆーか、つけてもいい。
が、しかし。
なんの負荷もかかっていない場所に丸く穴が開くのは、なぜ?
しかも本体にへばりつき、やがて剥がれなくなってしまうのです。
チキチキ爪でひっかいて剥がしているうちに。
非常にイヤな気分になってきました。

『こんな時、ヒトを殺してしまったりするのかもな…』

さっき同居人に聞いたら、「そんなこと絶対思わない」そうです。そーですか。
ワシが狂暴すぎるんですかしら?

さて。
今日はガイナの新作「アベノ橋魔法商店街」第三話を見たのです。
ウチは埼玉TV写るんですが、なぜかこの局は放映しているのでした。

うーむ。
なんというか、60年代生まれには楽しいが…という感じ。
いや、近年の生まれの人達だって過去の記録や色々な媒体、こういうネット環境
などなどで昔のオタク知識を得ることはできるのだから、SFオタクネタもわかる
でしょうが。

今日の第三話は「2001年…」やらなんやら色々でした。
土曜日が休みになった子供向けのつもりだったのか、昼直前の11時半からという
ムチャな時間設定です。
そして異常にテンションが高くて疲れた。
ビデオが出たら借りようかな。


最近読んだ本。
「自由恋愛/岩井志麻子」
んー。主婦系雑誌に連載されただけあって、男女のお話です。
(エロではなくてよ)
関東大震災前後の東京が舞台の話。
結論からいうと、あまり面白くなかった。
同じような話では、「世間様かくありき/若合春侑」の方が、ずっといい。
サービスシーンもあるしね。
(どういうサービスかは、ぜひ読んでみてください! ズバリ、やおいぢゃー)

「冬に来た依頼人/五條瑛」
文庫本だったので、読んでなかった。
この作者らしい、可愛いい主人公桜庭が、かつての恋人だった女性から
「(失踪した)夫を探して欲しい」と依頼されるところからお話が始まります。
依頼を断れずに引き受けてしまうあたり、弱々しくていい。
隣り(空間的には同じ部屋。アコーディオンカーテンで区切っただけの大部屋)
で似たような仕事を営む、檜林という男がこれまたお約束。
ハードボイルドに徹しきれない主人公に、ちょっかい出すのを生きがいにして
いるようなヒトです。
容貌も、富も全て持っていることから、桜庭は彼を「王子さま」と見なしてたり。
クセモノっぽくて、イカス。
あ、話自体はそんなによくないです。
チャラっとした話なんで。

すっごくブ厚い児童書と、京極の「ル・ガルー」を今頃借りてみた。
読み切れるだろーか?
あと最近出てる偕成社の「八犬伝」は凄いよ。
表紙と本文イラストが山本タカトなの。こんなに耽美な道節を初めて見ました。
子供向けとは思えない気の入りよう。
図書館で見かけたら、ぜひとも手にとってみてください。感動するですよ。